エルサルバドル政府、ビットコイン急落タイミングで買い増しを実施
要点
・エルサルバドルのブケレ大統領が、ビットコイン買い増しを発表
・「10日、500BTCのビットコインを取得平均価格30,744で押し目買いした」とのこと
エルサルバドル政府は5月10日、
ビットコインの買い増しを発表しました。
エルサルバドルのブケレ大統領は10日に
ツイッターで買い増しの発表を行い、
「500BTCのビットコインを
取得平均価格30,744で押し目買い(ディップ買い)した」
と説明しています。
今回は、1月22日以来の買い増しとなります。
前回は取得平均価格36,600ドルで410BTC購入。
今回の購入分を含めて、
同国が保有するビットコインは2,301BTCに上ります。
ビットコインは9日の大幅下落に続き、
前日比-8%以上の下落幅を記録。
一時的に3万ドルまで落ちていました。
下落の背景には、
米国株式市場の大幅安や
ステーブルコインUSTの急落などがあると見られます。
現在、USTは0.9359ドルで取引されており、
1ドルという基準値から乖離しています。
■ネットの反応
ビットコイン急落にあっても、ブレないブケレ大統領の
動向から目が話せません。
バイナンス、新規銘柄「LDO」を上場へ
要点
・大手仮想通貨取引所のバイナンスが新規銘柄Lido DAO(LDO)を上場へ
・なお同銘柄は大手仮想通貨取引所のクラーケンでも6日に上場していた
大手取引所バイナンスは9日、
Lido DAO(LDO)の新規取り扱い開始を
発表しました。
上場は日本時間20時を予定しており、
以下の3通貨ペアから提供を行います。
・LDO/ビットコイン(BTC)
・LDO/バイナンスUSD(BUSD)
・LDO/テザー(USDT)
Lido Financeはイーサリアム2.0や
テラ、ソラナ、クサマ、ポリゴンなどに
サービスを提供するステーキングソリューション・プラットフォーム。
LDOはLido DAOのガバナンストークンとなっており、
執筆時点では11万以上のユーザーが
総額2兆円(158億ドル)あまりを
ステーキングしています。
LDOトークンは先週6日、
大手仮想通貨取引所クラーケンでも
上場していたばかり。
22年3月には著名VCのAndreessen Horowitz(a16z)から
約90億円(7,000万ドル)の
資金調達を完了していました。
今回の記事のまとめ
■『エルサルバドル政府、ビットコイン急落タイミングで買い増しを実施』について
・エルサルバドルのブケレ大統領が、ビットコイン買い増しを発表
・「10日、500BTCのビットコインを取得平均価格30,744で押し目買いした」とのこと
■『バイナンス、新規銘柄「LDO」を上場へ』について
・大手仮想通貨取引所のバイナンスが新規銘柄Lido DAO(LDO)を上場へ
・なお同銘柄は大手仮想通貨取引所のクラーケンでも6日に上場していた
一時、ついに400万円を割ってしまったビットコインですが
エルサルバドル等のクジラのさらなる買い増しによって
プラスに動くことが期待できるかも知れません。