先日、米国が利下げを実施しましたが、秋以降で世界の経済動向は仮想通貨市場にさらに影響してくるかもしれません。
今回は、仮想通貨メディアを読むうえで重要なパワーワードをまとめました。
要点
今後仮想通貨メディアを読むうえで重要なパワーワードまとめ
今回は今後仮想通貨メディアでも出てくる可能性のある金融市場のワードをわかりやすくまとめました。
これさえ押さえておけばメディアを読むうえで問題ないので参考にしてください。
世界経済後退懸念(米中貿易摩擦)
現在、金融市場関係者の中では今後世界経済が後退するのではないかという懸念が噂されています。
主な要因は米中貿易摩擦による経済への影響ですが、その他にも英国で「ブレグジット」、ヨーロッパの経済も悪化しており、加えてベネズエラ、ブラジル、トルコといった新興国でも政局不安が継続。
簡単にいうと、現在世界の政治・経済動向はあまり良くないということです。
また日本もそうですが、アメリカの株式・不動産などは市場最高値近辺で推移。
すでに景気拡大も10年ほど続いているため、これから株価などが上昇する可能性はあまりないという指摘もあります。
デジタル・ゴールド
このような不安定な状況が続く中、注目されているのが金です。
金は歴史的に一定の価格がつく「安全資産・価値保存の手段」として知られており、株価が暴落した際は価格が上昇する傾向があります。
そして「デジタル版金」として注目されているのがビットコイン。
ビットコインが今後金と同様に「価値保存の手段」として認められれば、さらに価格が上昇するという専門家は多いです。
これらをまとめ専門家などからは「デジタル・ゴールド(デジタル版の金)」と呼ばれています。
利下げ(金融緩和)
そして、直近で話題になったのが米国の利下げ。
これはまとめて「金融緩和」と呼ばれており、利下げをして企業にお金を貸したりすることで、経済を活性化する狙いがあります。
さきほど述べた通り、米国以外でも、日本は長年の低金利、ヨーロッパも今後経済を活性化するため金融緩和の方向にシフトすると言われています。
ちなみに、ここ2、3年はアメリカが利上げをするなど、若干ですが世界の金融政策は「緩和」と真逆な「引き締め」方向に動いていました。
まとめ
先日、米国ではおよそ10年ぶりの利下げを実施。
直近では米中貿易戦争も激化しており、世界経済後退懸念が強まっています。
それに伴い、今後メディアでは上記でまとめたワードが多く出てくる可能性があるので、知らなかった方はこれだけでも押さえておくと良いでしょう。