先週のリップル相場を見ていきましょう。
上昇トレンド突入とも思われましたが、24日の暴落で勢いが止まっています。
27日には価格回復が見られるのでまだトレンドが続くようにも見えますが、警戒心は残しておきましょう。
先週のリップル相場から今後の価格予測を解説します。
要点
先週のリップル相場まとめ
先週のリップルの価格推移を見ていきましょう。
GMOコイン販売所における日足チャートで紹介します。
先週の18日から6日連続で値上がりが続いていました。
18日の始値が88.719円に対し、23日の終値が109.049円です。
この間の値幅は約22.9%で、100円台を取り戻しています。
しかし24日に暴落してしまいました。
始値が109.061円だったのに対し、終値が100.940円まで下がったのです。
この間の値幅は約8%になっています。
上昇中の勢いを急に断ち切るレジスタンスにより、相場の先行きが見えづらくなっています。
24日の暴落の原因はわからない
24日にリップルが暴落した原因ですが、とくにわかりません。
推定できるものとして、XRP保有中だったクジラ投資家の大量売りや、価格の急上昇による調整局面が挙がるでしょう。
ビットコインの相場にリップルがつられるケースもありますが、同日のBTCは問題の24日に微増した程度です。
またイーサリアムも24日は下落しましたが、リップルほどではありませんでした。
リップルだけで何らかの暴落にいたる要因があったと思われますが、それに結びつく情報は今のところ見つかっていません。
今後のリップルの価格予測は?
今後のリップルの価格予測を見ていきましょう。
すでにゴールデンクロスが成立したあとですが、不安定な推移だけに慎重なチェックも必要です。
一方でリップルでは新プロジェクトが進んでおり、こちらの動向次第で需要が上がるかもしれません。
それぞれの詳細を解説します。
ゴールデンクロス成立により価格上昇が続くか
リップルでは21日~22日にゴールデンクロスが成立しています。
ここから価格が一気に上昇する可能性もありましたが、24日の暴落で足踏み状態です。
しかし27日は画像の時点で終値確定前ながらも価格を回復させているので、上昇トレンドの継続が有力です。
それまでの3日間の下落は、上昇傾向の最中における価格調整局面だった可能性もあります。
ここから買い注文を出せば利益の可能性も考えられますが、24日の下げ幅が大きいために慎重な判断が必要です。
しかし24日が調整局面だったとすると、年始にかけて120円台あたりまで伸びるでしょう。
リップルの新プロジェクトに注目
リップルは、仮想通貨XRPの分散台帳を使った2つの新しいプロジェクトを紹介しています。
・xApps
Ledger Cityはブロックチェーン企業であるDev Null Productionが開発中のゲームです。
リップルの分散台帳を使った3Dの仮想空間で、プレイヤーはそのなかでアカウント残高に合わせた規模の建物を所有できます。
xAppsは、リップル社から投資を受けたXRPL Labs開発の分散型アプリです。
リップルを入れるウォレットである「Xumm」のサポートが目的とされており、分散型取引アプリとしての運用も視野に入れています。
これらの動向次第では、リップルの需要が上がり、相場を刺激するでしょう。
まとめ
リップルは先週の前半こそ好調でしたが、24日の暴落が気になるところです。
ゴールデンクロスを過ぎてから間もないので、24日はただの調整局面であり、転換したトレンドは基本的に変わらないと見られています。
しかしこのまま相場の不安定が続くようなら、下手な買いは控えた方が無難でしょう。
いずれにしても年末年始の情勢は、今週の相場推移で決まりそうです。