20日は市場が全体的に軟調な展開となっていますが、19日は久しぶりにアルトコインが中心となり上昇しました。
直近の相場動向をアルトコインを主にまとめました。
要点
リップルへの資金流入確認
直近のビットコインの値動きについては本日下記の記事でまとめましたが、基本的にビットコインは150万円の高値を記録してから、100万円から150万円のレンジにおさまっていると言えます。
その中で、アルトコインの資金流出は続き、20日時点でのビットコインドミナンスは69%と引き続き高水準です。
以前からもお伝えしており、現時点では「ビットコイン独占相場」が続いているといって良いでしょう。
そんな中、19日には久しぶりにアルトコインが中心となり市場が上昇し、リップルへの資金流入が確認されたようです。
XRPアゲ⬆️、韓国でたくさん買われている。 pic.twitter.com/t4lsZZvVWB
— inagoflyer (@inagoflyer) August 18, 2019
アルトコインのターンは来るのか
以前からお伝えしている通り、今年はビットコインドミナンス、価格ともに上昇が目立ち、国内の仮想通貨メディアにおいてもビットコインの記事が目立つようになったと感じます。
しかし、このままビットコインのレンジが長引くようであれば、アルトコインのターンが巡ってくるとも考察できます。
ビットコイン円 日足 6月~
上記の画像は日足のビットコインチャートですが、大きく見てビットコインは100万円から150万円のレンジにおさまっています。
特に2018年などは、ビットコインは長いレンジ相場が続き、その際、アルトコインの価格が上昇したことがありました。
また、4月から6月までビットコインの価格が上昇したことを考えれば、次にアルトコインへの資金流入が起こるとも考察できます。
あくまでこれらは考察レベルにとどまりますが、どのみちその指標となるのがビットコインドミナンス。
直近の70%という高水準から60%、50%と低下していけば、再びアルトコインのターンが巡ってくるかもしれません。
まとめ
ビットコインは日足レベルの中期的な目でみて、6月から100万円から150万円のレンジ内で推移していると言えます。
あくまで考察レベルですが、このままビットコインのレンジ相場が長引けば、アルトコインへの資金流入も今後起こってくるかもしれません。
あくまでこれらは考察レベルにとどまりますが、いずれにせよ、その指標となるのがビットコインの占有率を示す「ビットコインドミナンス」となるので、アルトコインの動向を追う上では引き続き注視していきたい指標となります。