6月に入り、仮想通貨市場は上値が重い展開が続いています。
しかし、その一方でブロックチェーンの需要は確実に増えています。
それを証明するのがサンタンデール銀行の「ワンペイFX」というアプリです。
これは仮想通貨の中で、すでに実用段階に至るリップルの実用性も証明しています。
要点
・サンタンデール銀行とは
スペインを拠点とする世界的な銀行です。
顧客は1億3,300万人以上、約14,000の支店を有する巨大銀行です。
・顧客の50%がリップルブロックチェーンを利用/strong>
サンタンデール銀行は今年の3月、銀行としては世界で初めてリップルブロックチェーンを使ったアプリをリリースしました。
たった3ヵ月の間で顧客の50%がそれを利用しているようです。
目次
リリース以来、顧客の半数がワンペイFXを利用
サンタンデール銀行グループの経営執行役会長アナ・ボティン氏によると、現在は顧客のうち50%がリップルブロックチェーンを使った送金をおこなっているようです。
サンタンデー銀行は今年の3月に、銀行としては世界初のリップルブロックチェーンを使ったアプリをリリースしていました。
ワンペイFXとは?
リップルのパートナー サンタンデール銀行 のアプリの英語説明資料を翻訳。
・3クリック・40秒で海外送金可能。(DLT技術を活用)
・スペイン・ブラジル・イギリス・ポーランドで開始。
・送金前に手数料がわかる。
・狙う市場規模は1.3兆円。
便利そうですね~ #リップル #ripple #仮想通貨 pic.twitter.com/ragOyPvB6M— こぺる@リップル/仮想通貨 (@coperu100) March 26, 2018
ワンペイFXの機能をみたら顧客が利用するのも納得がいくでしょう。
アプリの使いかたは以下です。
①米ドルかユーロを選択
②受け取りての情報入力
③クレジットカードの選択
④支払いボタンを押す
支払いボタンを押したらわずか数秒で送金が完了です。
なお、これらはサンタンデール銀行が公開しているデモビデオでも確認できます。
今まで数営業日かかっていた国際送金が、アプリひとつでここまで簡単に行えたら、50%の顧客が使うのにも納得できますね。
今後の展開
3月の公開時点では、ユーロの一部でしかアプリは使えませんでしたが、現在ではアメリカでもアプリが公開されたとのことです。
今後も使用できる地域は拡大していく予定なので、ますます利用者が増えるのに期待できます。
まとめ
仮想通貨市場は、上値が重い展開が続いています。
しかし、その裏ではこのような便利なアプリの普及が着々と進んでいっています。
最近になって、ネガティブな報道が続いているようにも思えますが、このことを考えると仮想通貨が消えるということは考えずらいでしょう。
そして、これはあくまで始まりにしか過ぎません。
仮想通貨が目指すイノベーション、ブロックチェーンで便利になることは、すべての生活の場面で当てはまります。
リップル社CEOはビットコインが主要な通貨でなくなると発言
その中で、先日はリップル社CEOガーリングハウス氏の発言が話題となりました。
それは、簡単にいうとビットコイン一強時代が終わるというものです。
現在は、国際的な銀行が使えるようなブロックチェーンの仕組みはリップルしかないでしょう。
そういう意味では、ビットコインではなく、リップルといったアルトコインの時価総額がこれから増えていくのかもしれませんね。
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