今週のリップルは一進一退の状況が続いています。
イーサリアムと違って明確な上昇トレンドはありません。
どちらかというと形勢はビットコインに近いといえます。
今週のリップルの相場をまとめたうえで、今後の値動きを予測してみました。
この記事を読めば、リップルの現在の状況とこれからの展望を参考にできます。
要点
今週のリップルの相場は?
今週のリップルの値動きは以下のとおりです。
GMOコイン販売所における日足チャートを使っています。
週の始まりである18日の始値は118.878円です。
20日の値上がりが目立っており、この日の終値は128.190円でした。
約7.8%の値上がりになっています。
しかし翌日からは3日連続で下がっています。
23日の終値は121.301円と、20日のアドバンテージの大半が失われました。
リップルは9日に大きな値上がりがありましたが、そこからは一進一退の状況が続きます。
ビットコインとイーサリアムの価格と比較
他の人気仮想通貨の相場状況と比べてみましょう。
まずはビットコインです。
9月末から上昇トレンドが続いています。
10月20日の終値は743万6559円ですが、それ以降は少し落ち着いた様子です。
そこからは少し反応が見られるようですが、未だに高い水準を保っています。
ただ今週の始まりである18日から見ると、リップルと同じく一進一退の印象です。
次はイーサリアムを見ましょう。
18日から上昇トレンドが続いています。
およそ1週間ごとに少しずつ価格を上げていく様相です。
21日以降はマイナスが続いていますが、順調な相場でしょう。
今週のリップルの相場は、ビットコインと似ています。
しかしビットコインは先週まで上昇トレンドが続いていました。
2週前からレンジ相場が続いているリップルは、決め手を欠いているように見えます。
これからのリップルの値動きは?
今後のリップルの値動きは、好転と下落両方のシナリオを想定しなければなりません。
好転シナリオの要因は、仮想通貨市場全体の好調を受けて、買い注文が殺到する可能性です。
とくにリップルはレンジ相場の期間が続いています。
「そこまで価格が上がっていないからお得だ」と判断した人がリップルに集まり、買い圧力が強まるかもしれません。
多くの投資家からリップルが後押しを受ければ、ビットコインやイーサリアムと同様に上昇トレンドへ向かっていくでしょう。
しかし下落に傾くリスクにも要警戒です。
今週末はビットコインとイーサリアムでも値下がりが目立ちました。
これまでの上昇からの反動を受けているのかもしれません。
以上の2つの通貨が下落トレンドに転じると、リップルがそれに引っ張られる可能性があります。
アルトコインはビットコインの情勢に影響されることが多いのが特徴です。
余分な損失を避けるために、買い控えや損切りのような戦略が必要でしょう。
しかし一度下落トレンドが訪れても、その先の回復による利益を見込むのも戦略です。
いずれにしても今後のリップルは上昇の可能性もありますが、下落時のリスクに備えましょう。
まとめ
リップルの相場は一進一退が続きます。
先週からレンジ相場が続いており、ビットコインやイーサリアムとは違った流れです。
最近の仮想通貨の景気を考えると、相場が好転する可能性もあります。
しかしビットコインやイーサリアムの上昇トレンドが終われば、その影響による下落シナリオへの警戒も必要です。
今からリップルを買ったり売ったりしたい場合は、日々の値動きを慎重に見るのが賢明でしょう。