18日の仮想通貨市場は、主要な仮想通貨すべての価格がやや上昇しています。
特に、19日深夜1時から3時頃にかけて急激な価格の上昇がおき、時価総額も1.3兆円ほど回復しました。
この要因とされているのがスクエア社のビットライセンス取得です。
要点
・スクエア社とは
ツイッターCEOジャック・ドーシー氏が共同設立した決済会社です。
リリースしているアプリではビットコインを購入できます。
・ビットライセンスとは
簡単にいうと、仮想通貨事業の免許証です。
アメリカは法規制が厳しく未だ数社しか取得できていません。リップル社、サークル社、コインベース、ビットフライヤーの子会社が2017年時点で取得しています。
目次
スクエア社がビットライセンスを取得
18日、スクエア社がビットライセンスを取得したことを発表しました。
共同設立者であるツイッターCEOジャック・ドーシー氏もツイートで発表しています。
Buy and sell bitcoin right in Cash App...now in New York! https://t.co/sIvlVoSXun
— jack (@jack) June 18, 2018
キャッシュ(スクエア社のアプリ名)でビットコインを正式に売買できる...ニューヨークで!
今まではニューヨーク州、ジョージア州、ハワイ州では、「キャッシュ」を通してビットコインを購入することができませんでした。
しかし、今回のビットライセンスの取得をうけ、ニューヨークでもビットコインが購入できます。
なお、キャッシュでは購入以外にビットコインを外部のウォレットに送金することもできます。(キャッシュユーザー間での送金はまだ対応していないようです)
スクエア社のビットライセンスが重要な理由
このニュースが重要な理由として2つの要因が考えられます。
①ビットコインの売買活性化が期待できる
②アメリカ政府が仮想通貨に好意的なスタンスをとっている
ビットコインの売買活性化に期待
報道によれば、将来的にスクエア社で決済できる店舗が、米ドルだけではなくビットコインでの決済も可能になるかもしれないとのこと。
そうすれば、購入、送金、決済のオールインワンアプリが誕生し、仮想通貨の認知の拡大、取引の増加が期待できます。
アメリカ政府は仮想通貨に好意的?
ビットライセンスを取得するのは「アメリカ政府から公式に仮想通貨の売買を認めてもらった」のと同じ意味になります。
日本よりも規制が厳しいアメリカにおいては、このような公式のライセンスは重要度は高いです。
先日は、SEC(米証券取引委員会)高官がイーサリアムを有価証券に認定しないとの発言をしました。
この2つの報道からは、アメリカの仮想通貨に対するスタンスが好意的なことがうかがえます。
今後もライセンスを取得する業者が増えれば、仮想通貨の取引増加や、投資資金流入も期待できるでしょう。
また、アメリカの動向は、世界的な影響もあるので、総じてこのニュースはポジティブな報道です。
CNBCでは、この報道が昨日の仮想通貨市場の上昇につながったとしています。
まとめ
今後の注目ポイントはビットライセンスを取得できる業者がアメリカで増えるかどうかです。
少し先の話になりそうですが、キャッシュを通してビットコイン決済が可能になるのにも注目したいですね。
また、ツイッターCEOジャック・ドーシー氏はビットコイン支持者として有名で「10年後ビットコインは世界共通通貨になる」とも発言しています。
そんなCEOが共同設立したスクエア社の動向も、今後見逃せませんね。
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