2023年もリップル社主催の大型カンファレンス「SWELL2023」が開催予定です。
ドバイにおけるブロックチェーン技術の進展や、UAEの仮想通貨規制などが議題に選ばれました。
リップル社の今と未来を知るイベントとして、見逃せません。
SWELL2023の概要を、以下で見ていきましょう。
要点
SWELLとは？
SWELLはリップル社主催の大型カンファレンスで、毎年10～11月に開催されます。
開催期間は2～3日で、ブロックチェーンや決済システムの技術が主な議題です。
リップル社にはXRP Ledgerという自社開発の分散型台帳があります。
加えて高速送金ネットワーク「リップルネット」を展開しており、安い手数料で短時間送金が可能です。
リップル社は仮想通貨や決済、ブロックチェーンについて、SWELLで本格的な議論を行います。
SWELLではリップル社から、新しい発表が出るかもしれません。
リップル社や同社発行の仮想通貨XRPについて、進展が明かされる形です。
以上からSWELLでは、リップル社の今と未来を学べます。
2023年は11月8日から9日にかけて、ドバイで開催予定です。
最新情報がリップラーの注目を集めるでしょう。
X（旧Twitter）では以下の口コミがありました。
ドバイでのブロックチェーン発展を目指す
リップル社はSWELL1日目で、ドバイでのブロックチェーンの発展について議論します。
この日の注目企画は「ドバイ国際金融センター（DIFC）のブロックチェーン技術への取り組み」です。
同セッションでは、DIFCのCEOであるアリヤ・アル・ザロウニ氏が登壇します。
ドバイはブロックチェーンのイノベーションハブの確立を目指しているため、興味深い話が聞けるでしょう。
開催地域がドバイなので、そこでのWeb3技術の進展がメイントピックになる見通しです。
リップル社は中東でのネットワーク発展を、積極的に目指してきました。
たとえば2021年10月には、中東のブロックチェーン企業Pyypl社が、XRPのODL導入を明かしました。
同時期にはカタール国立銀行や、UAEの国際送金会社であるアル・アンサリ・エクスチェンジがリップルネットへ加入しています。
こうした背景からも、リップル社とドバイの関係性を学べるでしょう。
UAEの仮想通貨規制にも言及予定
2日目ではドバイの仮想通貨規制が議題になりそうです。
当セッションでは、Virtual Asset Regulatory AuthorityのCEOを務めるヘンソン・オーサー氏が参加します。
リップル社からは、最高法務責任者のスチュアート・アルデロティが登場予定です。
UAEは仮想通貨規制を通し、革新的な金融ハブの確立を目指しているため、そこに向けたプロセスがわかるでしょう。
同日にはUAEの仮想通貨業界におけるリーダーシップ戦略が議論される予定です。
UAEのブロックチェーン戦略について、耳よりな情報があるでしょう。
このセッションではCrypto Oasisの共同創業者であるサクル・エレイカット氏や、ドバイ・ブロックチェーン・センターでCEOを務めるマルワン・アル・ザロウニ氏などが参加します。
2日目ではリップル社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏が基調講演でイベントを締めます。
以上も含めて、ドバイを中心としたリップルの仮想通貨・ブロックチェーン戦略が明らかになるでしょう。
まとめ
リップル社は2017年から毎年SWELLを開催しています。
2023年はドバイが開催地なので、現地における仮想通貨規制やブロックチェーンの戦略が議題です。
UAEの仮想通貨関係者が、同国におけるWeb3時代の戦略を明かすでしょう。
一方でリップル社からも、仮想通貨に関する有益な情報が聞けそうです。
SWELL2023では、リップル社についていかなる新情報が生まれるのでしょうか。
