CNBCが、ウォール街の投資家約100名にアンケートを実施しました。
このアンケ―トによると、ウォール街投資家の半分は、年末のビットコインの価格が4万ドル~5万ドルになると予想しているそうです。
年末は価格が上がるイメージが強い為か、この相場でも強気姿勢の投資家はまだま健在のようです。
ウォール街投資家の半分は強気姿勢
ウォール街の投資家に対して、CNBCがビットコインに関するアンケートを実施しました。
このアンケートでは、年末にビットコインの価格がいくらになるかという質問が行われ、約100名の投資家が回答をしています。
その回答によると、年末予想価格4万ドルが25%、5万ドルと予想した投資家が同じく25%という結果になりました。
半分以上の人が4万ドル~5万ドル程度で落ち着くと考えていることから、まだまだ強気姿勢であることが伺えます。
一方で、3万ドル以下を回答したユーザーも44%ほど存在しています。
その為、市場が楽観的というわけではありません。
ですが、すべての人々が上がると考えている時こそバブルが弾ける傾向が高いので、投資家の考えが均衡している今は非常に安定している期間なのではないかという見方もできます。
尚、この約100名の回答者は企業の最高投資責任者や資産運用をしている管理者が多い為、かなり信頼できる内容と言えるでしょう。
SNSではレンジ相場から上昇相場になる予測が多い
ツイッターでは、現在のレンジ相場がしばらく続いたあとに、上昇相場になるのではないかと予測している方が多く見受けられます。
確かに、5~6月の暴落によってある程度のふるい落としが終わったと考えると、ここから上昇局面になることもおかしくはありません。
4月がバブルだという声もありますが、市場の過熱感は2017年のバブルとは程遠い為、まだまだ伸びしろはあるでしょう。
テスラやスクエアといったビットコインを保有している大企業が手放すなど、市場に大きな影響がある悪材料が出なければ、レンジ相場を抜け出す日も近いかもしれません。
仮想通貨トレーダーの勝率が判明
仮想通貨取引所のTAOTAOは、「CONNECTV」というYOUTUBEのチャンネル上で、仮想通貨トレーダーの勝率やその詳細についてデータを公開しました。
この放送では、損失を出している人・利益を出している人ともに勝率は約56%であることを明かした上で
損切りのタイミングによって最終的にプラスになるかどうかが分かれることを解説しています。
画像を見ると。ほぼ同じ勝率・利確タイミングにも関わらず、損失を出している人は損切りが非常に遅いことが分かります。
トレードで利益を出すには、上か下かを当てることが重要だと思われがちですが、TAOTAOのデータによってその考えが覆されたのではないでしょうか。
100万円以上利益を出している口座は上位5%
TAOTAOは、利益別の口座の割合情報も公開しています。
こちらを参考にすると、仮想通貨のトレードで利益を出している口座は23%しか存在しておらず
更に100万円以上の利益を出している口座は5%と非常に少ないことが分かりました。
つまり、ごく一部のユーザーが、全体の利益をほとんど寡占し、大半のユーザーは損をしていることになります。
SNSを見ていると、大きく稼いだ写真などが頻繁にアップロードされており、稼ぎやすい印象を受けやすいかと思いますが、現実はそう簡単ではないようですね。
主要な敗因が損切りの遅れというわけですから、人間は心理的に損切りできない傾向が強いのかもしれません。
もちろん、これはアルトコインの投資でも当てはまりますから、現在ポジションを持っている方は一度Youtubeの動画を観てみるといいでしょう。