テザー社は31日、70年以上の実績を誇るバハマの銀行Deltecと提携したことを発表しました。
Deltecはそれに伴い、テザーが十分な米ドルを保有している証明書を公開しています。
要点
目次
テザー社の提携銀行Deltecが十分な米ドル保有を発表
出典:https://tether.to/wp-content/uploads/2018/11/Tether-Letter.pdf
今回、Deltecが公表した文書によると、テザー社は31日の時点で1,831,322,828ドル(約2060億円)を保有していることが判明。
現在、市場に流通しているUSDTは、1,776,421,736 枚でおよそ2000億ドル相当なので、テザー社が十分な米ドルを保有していることを裏付けています。
しかし、コミュニティー内では、依然としてこの文書の正当性への疑問が囁かれています。
また、現在は十分な米ドルを保有しているのがわかっても、過去に関する正当性を示す文書は未だに公開していません。
加えて、前回テザー社がUSDTを焼却したのは、今回の銀行の残高と保有分の帳尻を合わせるためだったと疑惑がさらに深まる指摘もあります。
ただ、現時点では十分な米ドルを保有しているのは、一応は証明されたので、ポジティブ・ネガティブどちらとも言いがたいニュースでしょう。
テザー社とビットフィネックスの動向は市場に影響を与えるのか
テザー社とビットフィネックスの疑惑は2017年末から持ち上がり、今年は市場の弱気材料としてずっとありました。
しかし、仮にテザー社が「黒」だった場合、どのくらい価格が下がるのかなど、明確な答えは専門家から出ていません。
先月にもあったように、USDTを投資家が売却して他の仮想通貨に資金を移動したら、仮想通貨の値段は逆に急騰するとも考えられます。
また、以前のようにテザー社のUSDTが影響力を持たなくなってきたのは間違いないでしょう。
今年は、ウィンクルボス兄弟が発行するジェミニドル、サークル社が発行したUSDCなど、テザー社よりも透明性が高く優れたステーブルコインが多く発行されています。
USDTのシェアが縮小することで、市場への影響も徐々に小さくなると考えられますが、現時点で投資家の懸念材料にあがるのは確か。
国内では来年、GMOが円とペッグされたステーブルコインを発行する予定ですが、ステーブルコインの動向はこれからも活気づきそうなので、テザー社を含めたその動向と市場への影響は注視しておきたいところです。
まとめ
テザー社の動向は、10月に引き続き注目でしょう。
現時点では、市場に影響はあまり出ていませんが、動向によっては価格が大きく動く可能性があるのでそちらにも注目です。
また、最近では「2018年がステーブルコインの年」と言われるほど、ステーブルコインの動向が加速しています。
国内ではGMOが来年にも仮想通貨を発行するので、ステーブルコイン全体の動向も注目となるでしょう。
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