仮想通貨の大幅下落が止まりません。
下落要因は諸説ありますが、最近になって既存の金融市場との関係性が話題になっています。
今回は、現在起きているトルコリラの暴落と仮想通貨の関係性について解説します。
要点
既存の金融市場と仮想通貨市場は、本来あまり相関性がありませんでした。
しかし、最近になってひそかに連動している可能性も話題になっています。
目次
トルコリラショック
現在、トルコの法定通貨である「トルコリラ」が大幅な下落をしており、金融市場のセンチメントが悪化しています。
トルコリラ円 日足
10日には、トルコリラの変動率が20%を超え、ビットコインのボラティリティーを越えたことが話題になっています。
通常、法定通貨が仮想通貨のボラティリティーを越えることはまずありえません。
なお、下落の要因は簡単にまとめると以下2点になります。
①政権不安
②対米関係の悪化
特に、現在注目されているのは、②で、トランプ政権との関係が悪化しています。
トランプ政権は、鉄鋼とアルミニウムの関税を2倍に引き上げると発表。
トルコ経済の今後の行き先が懸念されています。
連鎖的なショックも懸念されている
そして、もうひとつ懸念されているのが、連鎖的なショックです。
たとえば、このままもしトルコが経済危機に陥るようなことになれば、トルコに貸し付けをおこなっているスペイン、フランス、イタリアなどの資金繰りが悪化します。
それにより、ヨーロッパ諸国の先行きも不安定になり、連鎖的にショックが起こるからです。
2008年に起きたリーマンショックも、初めは住宅ローンの焦げ付きからでした。
それが、連鎖的にショックを起こし、最終的に大手銀行が破綻するという一大事までに至ったのです。
現段階ではあくまで、懸念されているだけですが、そのようなリスクがあるのは覚えておいて良いでしょう。
リスク資産が売られ安全資産が買われる
このような、リスクが台頭し、投資家が不安になっている市場のことをリスクオフと呼びます。
リスクオフのマーケットでは、株などのリスク資産が売られ、投資家達は安全な資産(金や日本円など)にお金を写す動きがあります。
そして、仮想通貨もリスク資産とされています。
ただし、ビットコインに関しては、金や円と同様、リスクを回避するための安全な資産であるという指摘もあり、一概に言えません。
ここ最近、アルトコインが大幅に下落しているのは、このような背景が影響していると言われています。
下記の記事では専門家の見解も紹介しています。
まとめ
このような相場では、あまり仮想通貨独自の要因よりも、全体的な要因で動くためアルトコインを取引する際は要注意かもしれませんね。
トルコの動向はまだ先行きがどうなるかわからない点もあり、ひと段落するまで注視したほうが良いでしょう。
アルトコインに関しては、ドミナンスにも変化が表れているので、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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