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トルコ中央銀行、4月末より仮想通貨決済を全面禁止へ!ビットコインも下落 / BTCマイニングのエネルギー消費は「2015年の66倍に」

更新日:

トルコ中央銀行、4月末より仮想通貨決済を全面禁止へ!ビットコインも下落

要点

・トルコ中央銀行が仮想通貨による決済を4月30日から全面禁止

・なお仮想通貨を売買する取引自体が禁止された訳ではない

トルコの中央銀行が4月30日より、
仮想通貨による決済を全面禁止
すると海外メディアが報じました。

それを受けてか、ビットコインも昨日と比べると下落傾向にあります。

報道によると、禁止対象は
仮想通貨が直接・間接利用される
商品およびサービスに関する決済です。

また、決済サービスプロバイダーが
仮想通貨の決済に関連する
事業に携わることも禁じられています。

その一方、ビットコインなどの仮想通貨の
入金などは今回の政策に含まれておらず、
取引所やウォレット間の送金や取引も
通常通り認められる模様です。

米ゴールドマン・サックスは
トルコ・リラのインフレ率について、
最大18%ほどの上昇があり得ると分析しました。

 

 

■ネットの反応

上昇ムードにあったビットコインの突然のブレーキの原因はこれか?と

今回の禁止騒動を受け止める投資家もそれなりに散見されました。

大きな国が決めたことには、他国も追従する傾向がありますが、

今回の件については、未だ何とも言えません。

BTCマイニングのエネルギー消費は「2015年の66倍に」

要点

・シティグループのレポートで「BTCマイニングの電力消費が2015年の66倍になった」と報告

・ビットコイン価格上昇とともにさらにエネルギー消費量が上がる可能性を示唆

シティグループのレポートにて、
ビットコインマイニングの電力消費は
2015年の66倍となった
報告されました。

シティグループのアナリストは、次のようにも予測しています。

「ビットコインの価格が上がるにつれて、
そのエネルギー消費も上がるはずだ」

そして更にレポートでは
中国が環境問題のために
マイニングを取り締まる可能性があるとも
指摘しました。

「これらのコインのマイニングと使用は
間違いなくエネルギー集約的なものだ。
世界的に、特に米国での仮想通貨採用が
拡大し続け、マイニングをリードする中国で
気候への悪影響が懸念される場合、
ビットコインマイニングを取締り、
より厳しい規制に直面する可能性がある」

 

 

今回の記事のまとめ

■『トルコ中央銀行、4月末より仮想通貨決済を全面禁止へ!ビットコインも下落』について

・トルコ中央銀行が仮想通貨決済を、4月30日より全面禁止

・ただし現時点では決済のみの政策で、その他の取引は認められる模様

■『BTCマイニングのエネルギー消費は「2015年の66倍に」』について

・シティグループレポートで「BTCマイニングの電力消費は2015年の66倍」と報告

・中国が環境への悪影響を懸念して、マイニングを規制する可能性を予測した

 

全世界の多くの企業や公的機関が仮想通貨の決済を認可している中で

トルコ中央銀行のようなところが出てくることは、少なからず投資家に

動揺を与えました。

同時に指摘されているトルコリラの危うさも、仮想通貨の逆風に

なるかも知れません。

他国が追随するか否かが、相場にも少なくない影響を

与えるはずですので、関連ニュースを見逃さないようにしましょう。

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