ウクライナ、新たな法案で仮想通貨決済を許可
要点
・ウクライナの新法案にて仮想通貨での決済を許可
・「現地の仲介業者を通じて仮想通貨から法定通貨への両替サービスを利用できる」とのこと
ウクライナの新たな仮想通貨関連法案で
ビットコインのような仮想通貨での支払いを許可する
ことになりました。
ウクライナのデジタル変革省のオレクサンドル・ボルニャコフ副大臣は、
ウクライナでは仮想通貨から不換通貨への
両替を可能にする支払い仲介業者を通じて
「仮想通貨で支払うのは全く合法的」になることを
確信しています。
ボルニャコフ副大臣は6日に現地の
経済メディア『ミンフィン』のインタビューで、
仮想通貨に関するウクライナの法案は、
仮想通貨を法定通貨とするものではないが、
仮想通貨による支払を許可するものだと述べています。
しかしこの法案は、現地の仲介業者が
今後も仮想通貨から法定通貨への
両替サービスを提供でき、仮想通貨に由来する
支払いを可能にすると既定しています。
副大臣は同法案について以下のように言及。
「現在、ウクライナの法律はドルでの支払いも禁じているが、
ドル建てのカードで買い物はできる。
通貨は購入時に即座に両替される。
したがって、ウクライナでは仮想通貨で支払うのは
全く合法的になるが仲介業者を通じて行うことになる」
ボルニャコフ副大臣は、間もなく提出される法案が
仮想通貨取引と報告のプロセスを
公式に合法化することにも言及しました。
「我々は仮想通貨による商品支払い、
保管、両替の仲介サービスには
大きな市場ができると期待している。
これが仮想通貨利用の可能性を拡大するだろう」
とボルニャコフ副大臣は付け加えています。
■ネットの反応
エルサルバドルでの仮想通貨の法定通貨化とは異なりますが、
これによる仮想通貨界隈への影響は大きそうです。
ビットコインは500万円突破！さらに上昇か
要点
・ビットコイン価格がついに45,000ドルを突破
・「ビットコインの価格が50,000ドル以上に到達する」と主張するアナリストも
ビットコインは、8月8日に1.65%上昇して
45,363ドルとなり、2カ月ぶりの高値を記録しました。
8月5日の安値37,300ドルからすでに21.62%反発し、
上昇の勢いが続いています。
ビットコインだけでなく、アルトコインでも強い勢いで上昇しています。
時価総額で2番目に大きい仮想通貨である
イーサは、8月3日の安値2,630ドルから29.78%増加し、
8日に3100ドルを超えました。
これは、イーサリアムのロンドン・ハードフォークが
8月5日に実施されて、
ETHの供給にデフレ圧力が加わったことも影響ているとされます。
モスコフスキ・キャピタルの最高投資責任者である
レックス・モスコフスキ氏は、
ビットコインネットワークに参入する
エンティティの劇的な急増を示す
グラスノードのチャートを取り上げ、
その成長をBTC/USDレートの上昇と
一致していると主張しました。
「ビットコイン・エンティティは、過去最高を更新し続けている」
さらに、オンチェーンアナリストのウィリー・ウー氏は、
市場の需給バランスが崩れていることを理由に、
「ビットコインの価格が50,000ドル以上に到達する」と
主張しています。
同氏によると、すべての投資家層がビットコインを購入しており、
それが供給ショックにつながっているとのことです。
今回の記事のまとめ
■『ウクライナ、新たな法案で仮想通貨決済を許可』について
・ウクライナの新法案にて仮想通貨での決済を許可
・「現地の仲介業者を通じて仮想通貨から法定通貨への両替サービスを利用できる」とのこと
■『ビットコインは500万円突破！さらに上昇か』について
・ビットコイン価格がついに45,000ドルを突破
・「ビットコインの価格が50,000ドル以上に到達する」と主張するアナリストも
8月9日19時半現在のビットコイン価格は500万円の大台を突破しています！
節目と言われた45,000ドルも超えて、ついに500万円台に復帰しました。
ホルダーの皆さんには喜ばしい流れに突入したといって良さそうです。
