本日、16日の仮想通貨市場はビットコインが88万円~90万円と前日より小安い展開です。しかし、12日から15日にかけて仮想通貨市場は大幅に上昇しました。
12日のビットコイン時価総額は最大で12%の上昇をしており、これは昨年12月以来、最高レベルです。
それとあわせるように、12日から15日までYahooの参戦とサンタンデール銀行のリップルを使った国際送金の開始など好材料がたくさんありました。
本日はそのニュースをまとめてお送りします。
目次
Yahooが仮想通貨市場に電撃参戦
ヤフーは13日、仮想通貨市場へ参入するのを公式に発表しました。
発表によるとヤフーは100%子会社「Zコーポレーション」を通じて、仮想通貨取引所「ビットコインアルゴ 東京」の株式40%を買収する予定です。
報道自体は、3月23日に発表されていましたが、ヤフーとビットコインアルゴ東京は協議中だとし、正式な発表ではありませんでした。
ビットコインアルゴとは?マネックスとの違い
仮想通貨取引所といえば、先週はマネックスのコインチェック買収が話題になりましたね。
今回もヤフーがビットコインアルゴを買収するので、形式上はマネックスと同じです。
しかし、マネックスとヤフーの大きな違いは、金融庁の認可です。
ビットコインアルゴは昨年12月に金融庁に登録されていますが、対するコインチェックはこれから認可を受けなければいけません。
マネックス松本社長は速い段階でコインチェックの登録をすますとコメントしていますが、この点ではヤフーが一歩リードしたかたちです。
ヤフーは今年の秋にもサービス開始を予定しています。
投資家の資金が仮想通貨市場に流れこむ?
今年は大手企業SBIのサービス開始も予定されています。
なので、ヤフー、マネックスを含めると巨大企業3社の取引所のサービスがこれから開始されます。
業界の競争が激化することで、取引サービスの向上にもつながりますし、巨大な企業の参入は仮想通貨自体の認知も高まります。
また一番の影響は、3社が参入することにより、仮想通貨市場に投資家からの資金が流入することです。
仮想通貨市場の上昇に期待できそうですね。
サンタンデール銀が世界では初めてリップルを利用した国際送金を開始
12日にはスペインを本拠とするサンタンデール銀行がリップルを使った国際送金を実際に開始しました。
ちなみに、ブロックチェーンを使った送金を銀行がおこなうのは、この事例が世界初となります。
「ワンペイFX」で国際送金をスムーズに
今回サンタンデールが提供するサービスは「ワンペイFX」というアプリです。
ワンペイFXではユーロ諸国とアメリカにユーロ、米ドルの送金が可能になります。
ワンペイFXを使うと、今まで送金時間が3日~5日かかっていたものが、わずか1日で完了します。
1億3,300万人以上の顧客と約14,000の支店をもつ世界最大の国際銀行サンタンデールは今後対応する国を拡大し、即時送金を目指すと発表しています。
まとめ~大きな期待ができる仮想通貨市場~
1月から低迷が続いていた仮想通貨市場ですが、少しずつ回復の兆しがみえてきました。
今年はSBI、Yahooの仮想通貨市場への参入が予定されています。時期はいつになるかわかりませんが、ゆくゆくはマネックスの参入も確定です。
これら大企業が参入するのは「ブロックチェーンの将来を見込んでいる」証明でもあります。
実際に、世界大手の銀行サンタンデールはリップルをつかった送金を開始し、ブロックチェーンの実用性を証明しました。
速い段階で、実用化できるリップルは他の仮想通貨より優れていることを証明した形となります。
これからは、仮想通貨市場のバブル的な上昇ではなく、ちゃんとした理由がある上昇におおいに期待できるでしょう。
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仮想通貨市場はこれから価格が上昇するのがおおいに期待できます。
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