暴落後さまざまな議論がメディアでされていますが、弱気派のアナリストは底割れシナリオもありえるといいます。
今回は著名アナリスト、アラッソ氏の見解を紹介します。
要点
ビットコインが30万円を割り込む!?
著名アナリスト、アラッソ氏は27日、Youtubeで最新の分析を発表。
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— Alessio Rastani (@alessiorastani) September 27, 2019
ビットコインは30万円まで下落しますか? (ここにあなたが知る方法があります)
アラッソ氏によれば、このまま下落トレンドが長引けば、今年の30万円を下回るシナリオも考えられるとのことです。
同氏は今回、投資家の心理とフィボナッチ・リトレースメントを用いて分析。
ビットコイン円 日足
フィボナッチ・リトレースメントは、ある一定の期間から戻り高値・安値の目安を知ることができるテクニカルですが、アラッソ氏は、リトレースメントの78.6%である60万円を下回れば、ビットコインは30万円を割り込む可能性があるとのこと。
同氏が指摘するように、通常、リトレースメントの78.6%が決壊すると、そのトレンド(今回であれば上昇トレンド)が終わり、全戻しすることを示唆します。
底割れシナリオはあるか
ただ、アラッソの指摘する底割れシナリオが現実的かといえば、まだ可能性は低いと言えます。
昨年はビットコインのハッシュ戦争がきっかけで、最安値を更新しましたが、底が割れるのはそのような市場に影響がある大きな材料がなければいけません。
それを考えれば、現段階ではそのような材料はないので、まだ底が割れると考えるのは時期尚早でしょう。
また、来年は半減期も控えており、今年の方が昨年よりファンダメンタルは良好と言えます。
ただ、同氏が指摘するように、このまま下落トレンドがつづいた場合、また昨年のように突発的な悪材用が出れば、サポートが次第に決壊していく可能性は否定できません。
そのとき、60万円は重要な価格帯になるので、頭の片隅には入れておきたいところです。
まとめ
著名アナリストであるアラッソ氏は27日、Youtubeで最新の見解を発表。
それによると、フィボナッチ・リトレースメントの78.6%である60万円が決壊すれば、再度30万円方向に向かう可能性があるとのこと。
まだ底割れを考えるのは時期尚早ですが、下落トレンドがこのまま続けば、アラッソの指摘するように30万円ほうこうに向かう可能性もあるので、頭の片隅はいれておきたいトピックです。