X（旧Twitter）は1月21日、決済専用アカウントを作成しました。
2024年にアプリ内決済を導入予定のため、本格的な準備の一環とされます。
Xはこれまでも決済サービス開始に向け、さまざまな動きを見せました。
決済専用アカウントの開設について、詳細を見ていきましょう。
要点
Xが決済専用アカウントを開設
Xは21日に決済専用アカウントを開設しました。
アカウント名にはゴールドバッジがついており、認証済みの組織としても証明されています。
Xバッジもあるため、X社との関連性もうかがえます。
将来的にXでユーザー同士の送金ができるでしょう。
決済専用アカウントの開設により、Xは仮想通貨決済を始めるかもしれません。
コインテレグラフは2023年12月の報道で、仮想通貨ファンがビットコイン（BTC）やドージコイン（DOGE）について、決済システムに組み込むことを期待していると述べました。
たとえばビットコインは、仮想通貨のなかでもユーザーが多いといえます。
一方ドージコインはXのイーロン・マスクCEOがお気に入りの通貨に挙げており、たびたび話題です。
Xが決済専用アカウントを設けたことで、仮想通貨決済の導入への期待感が高まっているようです。
今後のXの進展に注目が集まるでしょう。
Xでは以下の口コミがありました。
Xは2024年にアプリ内決済を導入か
Xは2024年内のアプリ内決済導入を見据えています。
2024年1月24日時点では、法定通貨以外の決済が対象かわかっていません。
しかし仮想通貨コミュニティは、Xでの仮想通貨決済の開始を期待しているようです。
たとえば仮想通貨研究者であるメイソン・ヴァースリウス氏は「XRP」（リップル）やXLM（ステラ）など、略称がXで始まる仮想通貨の採用の可能性を指摘しました。
またコインデスクは、Xの決済専用アカウント開設と同時期に、ドージコインとフロキ（FLOKI）の価格が一時12％上昇したと報じています。
どちらも犬をモチーフとしたミームコインです。
とくにフロキは、イーロン・マスクの飼い犬がモデルになっています。
以上からドージコイン同様、Xでの決済開始を期待する方がいるでしょう。
Xは2024年内の決済機能開始を目指しており、仮想通貨の採用を待ち望む方も多いようです。
決済サービス開始の道を歩むX
Xは決済サービス開始に向けて、着々と準備を進めています。
2023年にXはアリゾナ州やジョージア州など、米国12州で決済ライセンスを取得しました。
ライセンス取得地域が広いほど、広範囲で決済サービスを提供できます。
以上からXの決済アプリ化計画も本格化するのです。
一方でXは、仮想通貨決済の採用に前向きな様子が見られません。
計画中のアプリ内決済サービスでは、仮想通貨が対象に入るか不明です。
Coinpostによるとイーロン・マスク氏は、キャシー・ウッド氏のインタビューに対し、ビットコイン決済の検討を否定しました。
Xは決済サービスの開始に向かっていますが、仮想通貨の採用には現時点で慎重です。
しかしイーロン・マスクCEOは仮想通貨に一定の関心を示しているので、決済サービスへの将来的な採用があるかもしれません。
まとめ
Xは21日に決済専用アカウントを開設しました。
2024年に決済サービス開始を予定しており、準備の進行がうかがえます。
しかし仮想通貨が採用されるかはわかっていません。
仮想通貨コミュニティは採用の可能性を期待しているようですが、今後のXの公式発表を慎重に見守りましょう。
