以前、ハッキング被害に遭った仮想通貨取引所Zaifを運営していたテックビューロが、
その内容をまとめていきます。
国内で初めての仮想通貨交換業の廃業
仮想通貨取引所Zaifを元々運営していたテックビューロが22日に、
正式に仮想通貨交換業の廃業を発表しました。
国内では初となる”登録業者の登録返上”。
加えて交換業の廃業を決定したのは国内において初めての事例となります。
既に2018年11月22日付で、株式会社フィスコ仮想通貨取引所へ運営権、大部分の顧客預かり通貨等は譲渡されていますが、
一部の顧客が譲渡先(フィスコ仮想通貨取引所)へ移る事を拒否していた為、
今回、残っていた顧客に対する方針等を公開しました。
Zaifに残っていた顧客への返金対応
テックビューロ内で様々な可能性を検討した上で、
顧客に対して返金を行うという決定を行ったようです。
すべての残高を保有している顧客に対して返金を行う旨も公表しており、
返金が完了し次第、テックビューロの仮想通貨交換業は廃業になると思われます。
以下が返金の基本方針です。
返金の基本方針
1-1.返金の基本方針
① 対象:譲渡先に移られることを承諾されておらず、弊社にてお客様の資産をお預かり
している方(既に承諾されておられる方は対象ではございません。)
② 返金形式:返金対象には他の仮想通貨取引所での取扱いが少ない仮想通貨があるこ
と、またお客様が他の仮想通貨取引所をご利用されて仮想通貨を日本円に交換する際には
所定の費用が発生することから、お客様へのご返金は、お客様にそれらの追加のご負担を
発生させぬよう、Zaifにご登録になった銀行口座(※1)へ全て日本円(JPY)にてご返金い
たします。(※2)
③ 返金手数料:弊社負担(※3)
④ 換価基準日:毎月15日24時または毎月末24時時点のレート(※4)
⑤ 返金予定日:お客様から返金のお申し込みがあり、その確認・手続きが完了したもの
について毎月15日及び末日締め、翌15日以降に返金
⑥ 対応受付開始日・期間:2019年9月2日(月)〜2019年11月30日(土)
テックビューロ株式会社 弊社仮想通貨交換業の終了に伴うお客様への解約及び返金の開始(2019年9月2日〜)と今後についてより引用
67億円相当の仮想通貨がハッキングにより流出した事により、
顧客の信用を損失、運営資金等の問題からか、
フィスコ傘下に加入したテックビューロですが、
一つの"区切り"を迎える事となりました。
まとめ
読者様の中にZaifに残高を残している方がいらっしゃいましたら、
返金受付開始日の2019年9月2日(月)〜2019年11月30日(土)に手続きをされる事をおすすめ致します。
ハッキングという犯罪に一つの会社が蝕まれてしまった事例が国内で遂に発生してしまいました。
今後、このような事例が発生しないように、
セキュリティ面、インフラ面の更なる強化が取引所には求められていきますね。
DMM Bitcoinはレバレッジ手数料を除き、取引手数料はもちろん、口座開設手数料・口座維持手数料・出金手数料・ロスカット手数料が無料というオトクな取引所です。 今まではビットコインだけのレバレッジ取引が主だったのに対し、他銘柄でもレバレッジ取引ができるため様々な相場要因に合わせてチャンスを狙うことができるようになりました。 サポートの部分も24時間土日も対応+取引ツールが豊富なため、大手のDMMの良さを活かした安心できる取引所と言えます。取引手数料がオトクでアルトコインのレバレッジ取引が可能なDMM Bitcoin
また、リップルやNEMなどアルトコインのレバレッジ取引が可能です。
そのため、長期的な取引・短期的な取引のどちらのスタイルの方にも総合的にオススメできる取引所となっています。