半減期から二週間ほどたったビットコイン価格。
先週(5/25~5/28)の始めは対円で100万円を割ったところからのスタートとなり急落の心配がされていました。
その心配とは裏腹に上昇してレジスタンスを試しに行く動きが継続した一週間となりました。
ついにレジスタンス突破し急上昇するのか!?
週明けの展望から今後のビットコインの価格推移を分析していきます。
ビットコイン、コロナ相場からの推移
3月13日の安値からチャネルを形成して上昇してきたビットコイン価格は、100万円の大台に乗せてからそれ以上の上昇を見せることができずに横ばいに推移してきました。
このラインは2月中旬から始まった急落の起点となり、強力なレジスタンスとして機能しています。
5月7日以降何度もこのラインのブレイクを試みてきましたが、ブレイクできず反転し下げたのが先々週(5/18~5/22)の『急落』と言われた動きです。
しかしこの動きはチャートを分析すればある程度予測の範囲内です。
直近のローソク足と比べてもわかる通り、ボラティリティが極端に拡大しているわけでもなく悲観して投げ売られているとも見えません。
サポート手前で買われる
先週のビットコインは、売りのターゲットであり新規買いの水準であったサポートの手前で買われ上昇しました。
これは、売りポジションを持つ投資家が、価格が上昇してしまうことを嫌がって早めに利益を確定(買い)したことと、
価格が下がることを待てなかった投資家が早めに買いを入れてきたとも考えられます。
つまり、売るのは短く、早めに買いたい状況であると市場参加者が考えているということです。
レジスタンスに到達
しかし強力なレジスタンスをブレイクするほどの勢いはなく、到達したところで先週の動きは終わりました。
土日も取引されているビットコインですが、5/31日曜日の14:30時点でもブレイクできずにいます。
ただ、押しを入れながら順調に買われ続けていて、大きな流れの崩れはありません。
1時間足のRCIもまだ上昇余地が残っていて、今日もこのままもう少し上昇すると考えられます。
RCIについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
次に、気になるビットコイン上昇の可能性について見ていきます。
ビットコイン今後のブレイクはあるか
ブレイクの可能性は十分にあります。
日足レベルで縮小型のトライアングルとなっており、ボラティリティが縮小しています。
ここをブレイクする時には溜め込んだ売買のエネルギーが解放され大きく動き出す可能性が高いと見ることができます。
ブレイクする時期ですが、もう少しタイミング的に煮詰まってくる必要があるかもしれません。
今の三角保ち合いの先端までもみ合っていくケースが考えられます。
そこまでもみ合わずに早めに上下どちらかにブレイクした場合、ブレイクのエネルギー不足で保ち合いに戻ってくるケースが多くあります。
日足レベルのRCIは、長期線が高値圏に張り付いている状態がしばらく継続しています。
これは、モメンタム(動意)が強く、上昇が継続する際に頻繁に現れるシグナルです。
一方短期線は高値圏から剥がれ落ち、安値圏から上昇してきています。
中期線は真ん中あたりで推移し、もみ合っている状況を示します。
今後考えられるビットコインの動きは・・・。
まとめ
ビットコインは今のレジスタンスをもうしばらくブレイクすることはできないと考えるのが自然です。
今の三角保ち合いを続けてボラティリティが縮小し三角の先端付近まで煮詰まってきたらどちらかに大きく動き出す可能性が考えられます。
逆にレジスタンスをブレイクできずにサポートになっているトレンドラインを下抜いてしまった場合、下落が加速するかもしれません。
ただ、なかなかブレイクできないレジスタンスをブレイクするときは一度逆方向(下方向)に振ってから上昇しブレイクすることがあります。
これは一度下落すると見て売りを入れた投資家の損切(買い)を巻き込んでいくためです。
その時はビットコインを買う好機となります。
大きな節目に差し掛かっているビットコイン。
これからの値動きに注目です。
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