100万円を挟んだ攻防が続くビットコイン。
なかなかレジスタンスをブレイクできない状態が続き、現物を持っている人も、投機家の人も、ヤキモキしているのではないでしょうか。
今日はビットコインの最新チャート分析をファンダメンタルズ抜きで見ていきます!
目次
ビットコイン過去チャートから価格の変遷を確認しよう
この記事で紹介しているテクニカルポイントは、
- ロールリバーサル
- トライアングル
- RCI
- ラインの引き方
です!
チャート分析の基本なので、覚えておきましょう!
ロールリバーサルによるサポート
まず、以前の記事に掲載したチャート画像からご覧ください。
【画像①】
【画像②】
これは、5月下旬にキャプチャした画像です。
そして、今 (6/22) のチャートがコチラ。
【画像③】
冒頭から画像が連続してしまいましたが、パッと見ただけでも価格の変遷が分かりますので、目を通してみてください。
価格がいつまでも同じような価格帯を行ったり来たりしている理由がわかると思います。
上には強力なレジスタンスが横たわっていて、価格の上昇を阻んでいます。
以前上値を抑えるレジスタンスとして機能していたチャネルライン②が、ブレイクされてサポートに変わるロールリバーサルが起きています。
そして、5月下旬に引いておいたラインがサポートとして今、機能していることもチャートで確認できます。
レジスタンスもサポートも今の価格の反応を見て描いたものではなく、以前から描いてあったものです。
つまり、チャートに適切なラインを描くことができれば、価格が100万円を挟んで行ったり来たりすることは想定できていたということです。
トライアングルからのブレイク
画像②を見てください。
これも日足チャートですが、拡大してあります。
同じ日足チャートでも拡大するだけで全然違う画に見えてきますね。
これもテクニカル分析ではとても大切な要素です。
【画像④】
これは今の日足チャートです。
画像②の状態からこのトライアングルを一度は上にブレイクしたものの、レジスタンスに上昇を阻まれてすぐに戻ってきてしまいました。
実は、この動きもテクニカル上想定できるよくある動きです。
5月下旬に掲載した記事に画像③を使っているのですが、その記事では、ブレイクの時期と適切な時期の前にブレイクしてしまった場合の動きまで言及しています。
ブレイクする時期ですが、もう少しタイミング的に煮詰まってくる必要があるかもしれません。
今の三角保ち合いの先端までもみ合っていくケースが考えられます。
そこまでもみ合わずに早めに上下どちらかにブレイクした場合、ブレイクのエネルギー不足で保ち合いに戻ってくるケースが多くあります。
と書きました。
実際にその通りに値動きとなっています。
その理由は当時の記事で簡単に解説していますので、是非読んでみてください。
今後のビットコインをRCIで見てみよう
では、今後のビットコインはレジスタンスをブレイクして大きく上昇することはあるのでしょうか?!
コチラの画像も現在のビットコイン日足チャートです。
以前、厳選テクニカルのご紹介で解説したRCIをサブウィンドウに表示しています。
中長期のRCIが高値圏から全て降りてきています。
こういったRCIの動きは、下落の前兆となります。
今の値位置は、サポートラインに支えられてはいますが、RCI的にはここからの下落を示唆しています。
逆に上昇するとしたら、中期RCIが安値圏に到達し、長期RCIが落ちきる前に上昇していくケースが考えられます。
長期の動きが付いてくる前に中期の動きで上昇していくケースは、強い相場でよく見られます。
ビットコインを買おうとしている人は、落ち着いて様子を見て適切なタイミングを探りましょう。
ラインの引き方
これからチャート分析を始める人や、勉強を始めたばかりの人にとっては、ラインの引き方は最初に悩むところかもしれません。
ローソク足のヒゲ先端から引いたり、実体から引いたり。
日足で引いたり、4時間足で引いたり。
一つ大切なことは、市場で意識されている(機能している)ラインを引く。
ということです。
水平線もトレンドラインも、テクニカル上意識されていなければ意味がありません。
ですから、ラインを引くときは、過去に価格が反応していることを確認しながら引いてみましょう。
反応が多いラインであるほど、その延長上で価格の反応が見られることが多くなるはずです。
始めは、たくさんラインを引いて価格の反応を観察してみましょう!
ビットコインを買うならGMOコイン!!
GMOコインは、顧客の信頼を集め今年で口座開設件数30万を超えました!
安心してビットコインを取引するならGMOコインで!!