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Bitfinexにイーサリアムベースの通貨12種類が上場
7日、香港の仮想通貨取引所Bitfinexでイーサリアムベースの仮想通貨12種類が追加されると発表されました。
追加される仮想通貨は第3世代と呼ばれる AION(エイオン)やLRC(ループリング)、RDN(ライデンネットワーク)など日本では認知度が低いアルトコインです。
イーサリアムベースの通貨というのは、主にイーサリアムのスマートコントラクトを基盤に開発された仮想通貨という認識でいいでしょう。
ビットコインよりもイーサリアム?
このニュースの注目ポイントは、上場されたのが、Bitfinexだったところです。香港を拠点にする取引所ですが、ビットコインのドル建て取引では世界1位の取引量も記録したことがありました。つまり、ビットコイン取引を主軸に置いた取引所ということですね。
しかし、今回の追加は、顧客にイーサリアムの良さをアピールする機会にもなるでしょう。
参照元:https://btcmanager.com/bitfinex-announces-trading-of-12-new-ethereum-based-tokens/
インドではビットコインを抜いてイーサリアムが仮想通貨の新トップに?
7日、おもしろいレポートが発表されました。それは、インドで、ビットコインを抜いてイーサリアムが仮想通貨のトップになったことです。しかし、これは価格や時価総額ではなく、グーグルの検索数とのことです。
イーサリアムがビットコインの検索数を抜く
レポートによると、仮想通貨の検索中、ビットコインが約30%だったのに対し、イーサリアムは約35%でした。これだけ聞くとあまりすごさはありませんが、2月末の時点でイーサリアムの検索数は2倍近くになったとのことです。
それに対し、ビットコインは昨年9月の調査に比べさらに下がっています。
もちろん、検索数が価格にむずびつくわけではありませんが、人々が興味をもっているのは大きな事実です。さらに、経済成長が見込まれIT先進国のインドの人たちがイーサリアムに関心を向けているのは、イーサリアムの将来性が期待できます。
参照元:https://btcmanager.com/in-india-ethereums-the-new-king-of-cryptocurrency-not-bitcoin/
ヴィタリック・ブリテン氏 イーサリアム対応ASICへの対抗案を否定
9日、イーサリアム開発者ヴィタリック・ブリテン氏(ブリテン氏)はイーサリアム対応ASICへの対抗する案に対し、否定する見解を発表しました。
イーサリアムがハードウォーク?
このニュースは非常にわかりにくいですが、まず、この前にイーサリアムがASICというマイニングマシンに対応する案に対して投資家たちが反対の表を投じていました。
ASICはビットコインのマイニングに使われていますが、これに対応するとビットコインと同じように、マイニング報酬が中央集権に陥ってしまうからです。ASICというマイニングマシンは高価なため、お金のある企業しかマイニングを行えません。
分散型プラットフォームをうたうイーサリアムからしたら致命的です。
非中央集権を貫けるのか?
これに対し、ブリテン氏は、反対の声明を出したのが今回のニュースです。理由は簡単にまとめると下記2点です。
①将来的にPoSに移行するイーサリアムには向いていない
②現時点ではASICに対応するような大きな変化は好ましくない
技術的な話で難しいですが、イーサリアムは将来的にPoSというコンセンサスアルゴリズム(マイニングの方法)に変わる予定なので、ASICは向いていないという主張です。ASICはビットコインがもつPoWに主に対応しています。
また、現時点でASICに対応するような大きな変化は何が起きるかわからないとし、好ましくないという主張も発表しています。
参照元:https://www.ccn.com/vitalik-advises-against-declaring-war-on-ethash-asic-miners/
たんたんと開発されるイーサリアム
今年に入って価格に下落が続くイーサリアムですが、このように開発は進められています。それは、インドのニュースのように、人気は低いどころかむしろ高まっているように思えます。
ビットコイン、リップル、イーサリアムは時価総額の点で仮想通貨御三家ともいえますが、その中でもブロックチェーンを実用化できるスマートコントラクトをもつイーサリアムはオンリーワンの存在といえるかもしれません。
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