12月8日のビットコインは、横ばいの動きになったものの、
夜間の動きで短期サポートをブレイクしており、488万円への暴落後からの戻しは一区切りついた形になっています。
短期サポート割れ後は、再び短期サポートが定着するまで不安定な動きをする事が多く、
再び暴落には気をつけなければいけません。
ビットコインの12月9日の概況について解説します。
(この記事は12月9日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月8日午前7時からの動き
12月8日午前7時、574万円で推移していたビットコイン、前日の600万円回復失敗の影響から、
日本時間も警戒が広がった動きとなります。
午前10時に577万円へと上昇するも、日中の動きはここまでとなり、
午後8時には562万円の短期サポートをブレイクし、553万円へと下落する動になります。
このまま崩れてもおかしくなかったのですが、550万円という心理的節目を守り、
午後11時に程なく反発、日付が変わる頃には583万円へと上昇しました。
その後は午前7時現在、575万円で推移し、結局24時間で動きがない水準に戻った形です。
短期サポートブレイク後は不安定相場に注意?!
11月の相場では、短期サポートをブレイクした後の悪い動きがよく展開されました。
12月も似たような動きから暴落しているため、短期サポートブレイク後の本日からは特に警戒が必要です。
FOMCが12月16日の深夜に控えており、本日から丁度1週間前となります。
FOMCの当日より少し前、12月15日位までは暴落の可能性があるため、大きな買いは控えたほうがいいでしょう。
最近の傾向では、NY時間の深夜に、下への動きが出やすく、怖い動きが出やすくなっています。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、545万円の位置に再び短期サポートが発生しています。
比較的余裕がありますが、12月10日の朝には切り上がるため、この時間に570万円を下回り底値を掘る動きになると、大きく下がるかもしれません。
レジスタンスは587万円の位置に短期レジスタンスが残っています。
上に行くなら、日本時間からブレイクしておきたいところでしょう。
まとめ
12月9日の動きで、ビットコインは短期サポートをブレイクされました。
488万円へと暴落後、落ち着いていた動きは一旦これで終了したと考え、
再び来週のFOMCを意識する動きになりそうです。
NY時間の深夜の動きに注意しましょう。