ビットコインの5月11日の動きは、ずっと下がっていた反動で底値から9%上昇するも、
その後値を消す展開となっています。
ドルベースでは年初来安値を更新し、このまま力なく下げるようなら300万円を割れる展開へと移りそうですが、
値幅を伴い下げたため、短期の買いが入りそうなタイミングでもあります。
ビットコインの5月11日の概況について解説します。
(この記事は5月11日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
底打ち気配?!5月10日午前7時からのチャート
5月10日午前7時、406万円で推移していたビットコイン、午前9時に387万円へと下落します。
1月24日に付けた円ベースの年初来安値となる385万円に迫ったことから、
逆張り大好き日本勢の買いが復活、426万円へと底値から9%以上の反発を見せます。
ただ、5月10日は12ヶ月連続日足陰線のゴトウビにあたり、その後は値を消す展開に、
午前7時現在は398万円で推移する展開です。
大きく下がってきたため、底打ちの気配も少ししていますが、依然下落モードは続いている状態といえるでしょう。
参考(ゴトウビは12ヶ月連続下落)・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-272/
ドルベースでは年初来安値を更新!一度戻せるか?!
ドルのチャートで見ると、年初来安値の底値を明確に割っています。
ただ、515万円から下げ始めた今回の下落相場は、まだ反発の動きを見せていないため、
短期の逆張りが入ってきてもおかしくない環境です。
本日の日本株市場が堅調であれば、再び底打ちの動きを見せる可能性があるでしょう。
一方で、370万円を割った場合はノンストップで300万円を試す可能性もありそうです。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、370万円付近に短期サポート、中期サポートが発生しています。
数日ぶりの発生になりますので、このサポートは大切にしたいところです。
レジスタンスは短期レジスタンスが431万円の位置に降りてきており、うまくいけばブレイクできるかもしれません。
まとめ
ビットコインは一時9%の上昇も、その後値を消しています。
ドルベースでは年初来安値を更新していますが、短期の逆張りが入りそうなタイミングです。
370万円を割れるようなら、一度逃げたほうがいいでしょう。