ビットコインの週明けの動きは、一時410万円の大幅反発となりました。
前日の米株市場が休日だったことから、1日を通して売りが出てこず、
日本株市場が大幅高いだったため買いが入った模様です。
400万円台に乗せたものの、昨年と同じ動きと考えると、持続性は懐疑的で、
本日から週末にかけて再び曇り模様となる可能性があります。
ビットコインの5月31日の概況について解説します。
(この記事は5月31日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
急騰!5月30日午前7時からの動き
5月30日午前7時、371万円で推移していたビットコインでしたが、この日は久方ぶりの上昇ムードとなります。
午後3時には393万円へと上昇、NY時間もしっかりし、31日午前6時には410万円へと上昇する強い展開に、その後午前7時現在は404万円で推移する展開です。
株式市場が反発しても無風で、下がった場合は2倍売られるイメージでしたが、この日は久しぶりのしっかりした展開となりました。
先週の週末更新した記事での400万円回復を、遅いながら達成した形になります。
5月28日更新(5月中400万円台の反発)・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-299/
2021年は330-440万円のレンジ!持続性は懐疑的か?
チャートは2021年5月の4時間足ですが、今回と似た動きをしています。
大幅下落後、440万円-330万円のレンジを2ヶ月間以上続けており、
ここから見ると本格反騰のシナリオがあったとしても、8月近くとなり持続性は懐疑的です。
反発が弱いため、現在の410-430万円が上値の上限となっていくかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートもまだ遠く、夜間から383万円へと切り上がります。
前日休場だったNY株が売られると、一転下落傾向になるやもしれません。
レジスタンスは4月27日に発生して、1ヶ月以上長きに渡って君臨していた中期レジスタンスがブレイクされています。
夜間から発生しますので、上値を更新できなければ売ってもいいでしょう。
まとめ
ビットコインは久方ぶりの反発で、400万円台を回復しています。
ただ、持続性についてはまだまだ懐疑的で、上値の上限を410-430万円とするレンジ相場の可能性が高いでしょう。
危機は去ったと考えるのは時期尚早そうです。