週明けのビットコインはNY株高、ドル安と買われる状態が整っていたものの、
値を下げて週末の水準へと戻っています。
全体好材料に反応しなくなっており、仮想通貨自体に売り手も買い手も興味を失う、
完全オワコン化の空気が漂いつつあるかもしれません。
ビットコインの11月8日の概況について解説します。
(この記事は11月8日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
失速?!11月7日午前7時からの動き
11月7日午前7時、310万円で推移していたビットコイン、週末の強さは幻だったようで、
週明けは弱含みから始まります。
日本株市場は上昇し、特に売られる材料はないものの、305万円の短期サポートをブレイクし、
303万円まで売られます。
NY株の上昇にも反応せず、11月8日午前7時も売りが出て、一時299万円まで売られ、現在は300万円で推移する展開です。
仮想通貨は完全オワコン化?!リスクオンに反応せず
前日の金融市場は、ドル安と株高でドルベースのビットコインに買いが入ってもおかしくない環境でしたが、無反応でした。
最近は投機的な売りは少ないものの、買いにも反応しにくく、
仮想通貨市場全体が完全オワコン化して諦めのような動きとなっています。
7月以降、上値は335万円付近で止まるレンジ相場から抜け出せない環境になっています。
今回は315万円と少し早いピークアウトですが、レンジ相場の上値に到達し、
下落を始めたかもしれません。
『買い手が妙味を持つ水準まで下がらないと上がらない』環境になるかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートがブレイクされており、再発生は最短でも夕方ごろになりそうです。
中期サポートも298万円へと上がっているため、この水準を下回る場合は完全にやり直しとなるでしょう。
レジスタンスは310万円と落ちてきにくく、ブレイクは明日以降になりそうです。
雰囲気としては、大きく売られるほどのことはないですが、急な反転も期待しにくく、
オワコン化相場に良くある『好材料には反応せず、悪材料はキチンと下げる』ジリ下げ相場になるかもしれません。
まとめ
ビットコインは週明け買われる環境が整っていたものの、逆に売られる展開となりました。
いよいよ買い手が少なくなってきており、完全オワコンと化したような動きです。
本日は短期サポートがブレイクされており、ジリ下げ相場に注意しましょう。