ビットコインの2月27日の動きは、一時324万円に上昇したものの、その後失速しています。
短期レジスタンスをブレイクした後弱含みの展開は良くなく、ドルベースの月足陽線はわずかな幅で、
月末強い動きが出ないと、2023年の上昇相場も終わる、風前の灯状態です。
ビットコインの2月28日の概況について解説します。
(この記事は2月28日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
動きが悪い?!2月27日午前7時からの動き
2月27日午前7時、321万円で推移していたビットコイン、318万円と売られるものの直ぐに戻します。
NY時間の立ち上がりは順調で、日付が変わる頃には324.8万円へと上昇、ただこの上昇は長続きせず、
28日午前5時には315万円へと値を下げ、午前7時現在は318万円で推移する展開です。
324万円の短期レジスタンスにかすった後、満足して失速する動きはビットコインにありがちな悪い動きで、来月にかけて悪い展開になる可能性があります。
ドルベースの月足陽線は風前の灯火?!上昇相場本格終了?!
円ベースでは円安が進み、ビットコイン価格は2月も上昇していますが、ドルベースでは1%程度の上昇率と月足が陰線に変わる状態です。
ビットコインの上昇時は、月足でそこそこ長い陽線が3ヶ月以上発生しますが、
すでに否決された動きで、2023年の長期上昇シナリオは幻と終わりそうです。
本日のNY時間の動きが強くないと、3月以降は再び揉み合い相場へと戻るでしょう。
ドルインデックスも高く、ファンダメンタルも悪いため、280万円程度まで売られるかもしれません。
ドル高で大失速?!・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-482/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、309万円の位置に変わらず短期サポートが残る状態です。
この水準を下回った場合は、300万円の攻防に移りそうです。
前日はNY時間に売られており、いい動きではありません。
レジスタンスは330万円の中期レジスタンスが目標です。
月末は買いが優勢になりやすいため、もう一度持ち直す元気があるかに注目しましょう。
まとめ
ビットコイン、短期戻しは一旦終了したような動きです。
本日の動きが弱いと、ドルベースの月足陽線が壊れ、2023年の本格上昇に陰りが出てきます。
NY時間に売られ始めており、NY時間の動き注意しましょう。