ビットコインの6月14日の動きは、FOMC後に落ち着いていたものの、
ドル高にふれたことから中規模の下落、一時348万円へと下落しました。
FOMCの結果は6月は利上げ停止なものの、7月以降は再利上げの可能性に言及したことからドル高にふれ、
ビットコインにもドル回帰の売りが発生しています。
ビットコインの6月15日の概況について解説します。
(この記事は6月15日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
FOMC後に想定通り下落!6月14日午前7時からの動き
6月14日午前7時、362万円で推移していたビットコイン、日本時間は穏やかでFOMC発表直後も動きに乏しかったものの、
6月15日午前5時に大きな売りが出ます。
為替がドル高にふれていたことから、仮想通貨を売りドルを買い戻す動きが顕在化、
ビットコインは一気に348万円まで売られます。
この時間に売られた原因はクジラの影響か、まだわかりませんが、350万円を割れたことにより、
相場がより弱気入りする一つのターニングポイントとなったかもしれません。
ドル高で仮想通貨に売り?!米SECの締め付けも?!
FOMCの結果は、市場予想通り6月の利上げは見送ったものの、その後の声明で7月に再利上げの可能性に言及したことから、ドル高にふれています。
ドル高は仮想通貨売りのドル買いを招き、およそ3ヶ月ぶりの350万円割れで雰囲気が変わったかもしれません。
350万円を明確に下回った後は、320万円、300万円まで大したサポートはなく、
次の安値ターゲットは3月10日の266万円へと移ります。
急ピッチな下げを記録する可能性があり、注意が必要です。
タイミングが悪いことに米SECがバイナンスを違法視し、バイナンスから仮想通貨が流出、
米国内に帰りドルに戻る動きは長引きそうです。
最強イベントFOMC・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-551/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、343万円の位置に中期サポートが残る状態です。
この水準を下回ると、一気に320万円まで下落する可能性があります。
レジスタンスは375万円の位置で、この元気のなさではブレイクは厳しそうです。
大きな下げに気をつけましょう。
まとめ
ビットコインはFOMCは無難に抜けたものの、その後ドル回帰の動きから下落、350万円を割れています。
米SECの仮想通貨業界締め付けもあり、大きな下落となる可能性もあり、注意が必要な展開です。