ビットコインの週末の動きは、日銀決定会合でハト派の発言が目立ったことを材料に、
円ベースでドルが売られ、反発の動きとなりました。
円が売られる中、ドルも売られており、ビットコインにも買いが入りやすい環境ですが、
日銀決定会合後の反発は想定通りで、今週は月の下旬となり下落可能性が高まります。
ビットコインの6月19日の動きを解説します。
(この記事は6月19日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
大きな反発!!6月16日午前7時からの動き
6月16日午前7時、358万円で推移していたビットコイン、
日銀決定会合の記者会見でハト派的な発言が目立ったことを材料に大幅反発をします。
366万円の短期レジスタンスをブレイクし、勢いは止まらず、
6月17日お昼には日本人の買いを誘い379万円へと上昇、その後は動きがあまりなく19日午前7時現在は374万円に値を下げて推移している状態です。
ジグザグの歪な形のチャートになっています。
今週は下げの本命週に!!下落可能性が高い?!
せっかく上昇したビットコインですが、一過性に終わりそうな雰囲気です。
週末に一度短期レジスタンスをブレイクした後に下がるのはよくある動きで、
6月の下落相場はまだ続いていると考えます。
今回の動きは、ドルインデックスはドル安に振れる中、円は更に売られた動きでお化粧され、
ビットコイン本来の力を反映していません。
ビットコインは20日以降に下げ相場入りすることが多く、月の日柄が悪い今週は下落可能性が高いでしょう。
ビットフライヤーのSFDは更に短期筋が減ってきており、このままならニュートラルに戻りそうです。
週末一旦反発?!・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-553/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、361万円の位置へと短期サポートが切り上がります。
この水準を下回る場合は、再び350万円を試しそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスが389万円の位置に再び発生し、定着具合を確かめている段階です。
明日までに再び380万円を超えることができなければ、本格的な下落相場に入ったと考えた方がいいでしょう。
まとめ
ビットコインは週末380万円近くに反発したものの、その後は勢いを無くしています。
今週は月の日柄が悪く、下落しやすい週です。
大きな下げが発生する可能性があり、注意が必要です。