ビットコインの7月12日の動きは、ドル円が140円を抜け138円半ばまで円高になった影響を受け、
426万円のサポートを失った形になります。
米CPIの結果は想定通り鈍化で、切り返しを100%織り込んでいたドル円はクラッシュ気味で、
ビットコインも400万円を伺いそうな雰囲気です。
ビットコインの7月13日の概況について解説します。
(この記事は7月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
遂にサポートブレイク!!7月12日午前7時からの動き
7月12日午前7時、430万円で推移していたビットコイン、長らく維持したサポートをブレイクする展開になります。
米CPIの結果がでた後のNY時間から下げ始め、426万円の短期サポート、中期サポートをブレイク、7月13日午前4時には420万円まで下落しています。
その後は午前7時現在、420万円で推移していますが、およそ1ヶ月ぶりに中期サポートもブレイクし、今後は不安定な動きが予想されます。
ドル円クラッシュ発生?!400万円割れを伺う?!
今回の動きは、米CPIが予想より少し鈍化したことから、ドル円が138円半ばまで進み円建てのビットコインに影響してきました。
ドル円の下値目処は、直近の安値を下回っていますので、次の安値の134-133円が意識されています。
月末にはFOMCが控えており、今回の結果で利上げ見送り確率が異常に高まり、
昨年より高水準となった投機筋ポジションも一気に解消されるため、歯止めが効かなくなるかもしれません。
この場合、ビットコインもドル建て価格が下がり、400万円割れを伺いそうです。
135円を目指す?・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-571/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、ブレイクされたばかりで発生しない状況です。
レンジを下抜けており、明日まで下げ止まりを待った方が無難かもしれません。
レジスタンスは448万円と遠く、ブレイクは難しそうです。
FOMCまで2週間を切っており、いつリスクオフの動きが強まるかわかりません。
まとめ
ビットコインはドル円が138円前半まで売り込まれたことから、サポートを失っています。
レンジを下抜け、リスクオフの動きが顕在化すると、400万円割れを狙いそうです。
引き続き警戒が強い相場展開となりそうです。