ビットコインの7月13日の動きは、420万円から始まったものの、反発の動きとなりました。
水曜日の米CPIの結果から、為替市場で完全なるドル安の動きが進み、
ドル回帰の動きがおさまり、セオリー通りの反発の動きとなっています。
ビットコインの7月14日の概況について解説します。
(この記事は7月14日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
NY時間に反発!!7月14日午前7時からの動き
7月14日午前7時、426万円のサポートをブレイクし、421万円で推移していたビットコイン、
売り込まれることなくしぶとい動きになります。
安値を更新しないまま、夜間には新たなサポートが復活、日付が変わる頃に上昇の動きとなります。
NY時間も上昇基調は続き、14日午前4時には438万円へと上昇、午前7時現在は432万円で推移する展開です。
反発も一過性?!ドル安が材料か?!
今回の上昇はリップルがSECとの裁判で勝訴したことが多少影響したかもしれませんが、
大きな流れの中では市場がドル高からドル安へと転換したことから買われやすい環境にあったと考えます。
為替市場では、米CPIの結果が市場予想より上振れるどころか、
鈍化したためFRBの『年2回利上げ』利上げに非常に懐疑的となり、ドルを売る動きが止まりません。
国際価格であるビットコインにも、ドルに戻す動きが縮小するため買われた模様です。
ただし、今回のドル安ビットコイン高は不確実性から来ているため、
FOMCに向けて再びリスクオフの動きで戻る、一過性の動きになりそうです。
ビットフライヤーのSFD比率は10%を超え異常な加熱をしており、危険な兆候です。
無理をしてビットフライヤーFXで買うと、手数料が大きく発生するため、避けた方がいいでしょう。
米 CPI・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-571/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、410万円の位置に短期サポートが再び復活しています。
週末にかけ下落すると、再び下げ足を強めそうです。
レジスタンスは448万円の位置で変わらず、ブレイクができるかに注目です。
まとめ
13日のビットコインの動きは反発の動きとなりました。
市場で進むドル安の動きが材料視されたものの、一過性の動きに終わる可能性が高そうです。