ビットコインの週末の動きは、平日より更に動かなくなり、417万円-410万円の範囲で小動きとなりました。
異常な低ボラティリティが続いていますが、ビットコインETFが承認されない理由の一つに、
『ボラティリティが高すぎる』ことがあり、機関投資家が今回はビットコインを大きく動かさないように制御しているのかもしれません。
ビットコインの8月7日の概況について解説します。
(この記事は8月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
鈍い動きに!8月4日午前7時からの動き
8月4日午前7時、417万円で推移していたビットコイン、NY時間にも売られ、8月5日午前5時には410万円へと下落します。
このまま一気に下落するくらいで丁度良かったのですが、またしても横ばいの動きとなり、休日は413-414万円を中心とした小動きで、8月7日午前7時現在は413万円で推移しています。
ETF承認のため制御か?!2018年以来のボラ水準!!
1週間のボラティリティを見ると、2018年ごろの水準に近づいており、歴史的にも低いボラティリティ水準が続いています。
ここまでボラティリティが低い理由として、6月に行われたビットコインETF申請が関係していると考えられます。
ビットコインETFが前回否決された理由の一つに、『ボラティリティが高い』というものがあったため、
審査中は機関投資家が大きな売買を控えている可能性がありそうです。
ビットコインETF申請の結果は、早くても年内、普通のスケジュールなら来年の初旬頃のため、この低ボラティリティに長期間付き合わされる可能さがありそうです。
ボラティリティが歴代最低水準・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-586/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは変わらず、400万円の位置に短期サポート、中期サポートが残る状態です。
日柄が悪くなる週後半からこの水準を下回るかもしれません。
レジスタンスは430万円の位置で、依然としてブレイクは難しそうです。
8月はいいところなしで下落しやすい時期に入るかもしれません。
まとめ
ビットコインは動きが鈍く、仮想通貨としてのボラティリティを失ったような動きです。
ETF承認のため、機関投資家がボラティリティ低下のため制御しているとも考えられ、
異常な低ボラティリティが続きそうです。
週後半からの日柄が悪くなる時期に注意しましょう。