ビットコインの8月16日の動きは、430万円からが重く、426万円へと後退しています。
個別材料として、本日から今週の近いうちに、ビットコイン投資信託のグレースケールとSECの裁判結果が出ると予測されており、
相場を動かす材料となるかもしれません。
ビットコインの8月16日の概況について解説します。
(この記事は8月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
上値はやはり重い?!8月15日午前7時からの動き
8月15日午前7時、428万円で推移していたビットコイン、NY時間に430万円に迫るも、案の定上値は重く、16日午前5時には425万円へと下落します。
その後は426万円で推移し、依然として動きが悪いままです。
円安で底堅く見えるも、ドルベースでは下がる展開が続いています。
グレースケールとSECの裁判結果が近い?!
一説によるとアメリカの投資信託会社、グレースケールがSECを訴えた、『ビットコイン投資信託のETF(上場投資信託)非承認は違法』訴訟の裁判結果が出そうです。
もしグレースケールが勝った場合、ビットコインETF誕生期待が高まり、SECが勝った場合は相場を冷やしそうです。
グレースケールが勝つ見通しはかなり低そうですが、
負けた場合は現在承認申請が続いているビットコインETFへの期待が萎む可能性があります。
その場合は暴落の可能性がありますので注意したいところです。
ビットフライヤーのSFD比率は高止まりしており、日本と海外の温度差が開いています。
ドル高で低ボラティリティ脱出・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-592/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず412万円の位置にあります。
この水準を下回る場合は注意が必要です。
レジスタンスは442万円の位置で、依然として上値は重く、ブレイクは難しいかもしれません。
グレースケールの裁判結果で一気に雰囲気が変わるかもしれなく、結果には注目しましょう。
まとめ
ビットコインは依然として上値が重く、再び下落しそうな局面です。
グレースケールの裁判結果が今週にも出るかもしれなく、相場を大きく動かす可能性があります。
ビットコインETF誕生期待の相場が一気に萎むかもしれませんので、注意しましょう。