先週末のビットコインは、384万円まで買われる場面があったものの、結局元の位置に落ち着いています。
ジャクソンホールの結果で円安が続いているものの、ドル高の動きでマイナス材料となり、今週は下値の模索が続く可能性がありそうです。
ビットコインの8月28日の概況について解説します。
(この記事は8月28日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
低空飛行!8月25日午前7時からの動き
8月25日午前7時、381万円で推移していたビットコイン、日中は380-383万円の狭いレンジでの推移でしたが、ジャクソンホール後に動きが出ます。
タカ寄り発言が目立ったことから、383万円へと上昇、ところが為替市場でドル高が進んだことから、あっという間に378万円へと下落、土日は持ち直しの動きとなり、27日の日付が変わる頃に384万円を試すもレンジを抜けられず、28日午前7時現在は382万円で推移しています。
結局元の位置に落ち着いた動きとなりました。
ジャクソンホールの結果は仮想通貨売りに?!
先週末行われたジャクソンホールの結果は、利下げ時期が遠く、かなりタカ寄りの発言となりました。
為替市場はドル高に触れており、円ベースも年初来高値を更新しています。
この動きはビットコインと仮想通貨に対して、明確なマイナス材料と捉えられるかもしれません。
ドル高は、仮想通貨からドルに戻す、ドル回帰の動きが発生しやすくなるため、今週は暴落に気をつけたいところです。
現物型ETF承認の結果はまだまだ時間がかかり、値動きに釣られて買ってしまった層からの売りが相場を冷やしそうです。
米株の下落・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-600/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、369万円の位置に短期サポートが残る状態です。
この水準を下回る場合は、更なる下落が考えられます。
レジスタンスは396万円の位置ですが、週末の動きを見ると今週は厳しそうです。
割安水準まで下落しないと、底打ちしないかもしれません。
まとめ
ジャクソンホールの結果はタカ寄り発言が目立ち、今週はビットコインにとって難所となりそうです。
ドル高の動きからビットコインが売られやすく、369万円割れには注意しましょう。