ビットコインの8月29日の動きは、久しぶりの上昇となり400万円を超えています。
グレースケールとSECの裁判で、裁判所がグレースケールに好意的な判断をしたことにより、
ビットコインは中反発をした形になりました。
ビットコインの8月30日の概況について解説します。
(この記事は8月30日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
夜間に急上昇!!8月29日午前7時からの動き
8月29日午前7時、381万円で推移していたビットコイン、この日も動きが鈍い展開が予想されましたが、夜間に入り変わります。
米グレースケール社とSECのビットコイン投資信託の上場をめぐる訴訟が、
米グレースケール社に有利な内容となったことから上昇、午前11時には411万円まで値を伸ばします。
その後は伸び悩み、8月30日午前7時現在は402万円で推移する展開です。
グレースケール社の実質勝訴?!ただし、控訴は必然?!
米SECとグレースケール社の訴訟は、SEC側の主張を認めず、グレースケール社の主張をある程度認める内容になりました。
この訴訟結果で、ビットコイン現物ETF上場への機運が高まりそうですが、
実際にはリップルの裁判と同様、SEC側は直ぐに控訴し泥沼化しそうです。
今回上昇をしていますが、控訴した場合は直ぐに買われた部分が戻る可能性があります。
今後の成り行きを見守る必要性がありそうです。
裁判結果に煽られたか、ビットフライヤーのSFD比率は再び拡大傾向です。
日本勢の高値掴みが再び発生する可能性があります。
グレースケールとSECの裁判結果が近い?!・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-593/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、369万円の位置に短期サポートが残る状態です。
夜間から大きく切り上がるため、NY時間の下落は元通りになる可能性があります。
レジスタンスは429万円の位置に再び短期レジスタンス、中期レジスタンスが発生し、
売り手は仕切り直しの状態です。
昨日上昇したNY時間が、今日は変化する可能性があるので注意しましょう。
まとめ
ビットコインはグレースケール社の裁判結果で、久しぶりの上昇となりました。
ただ、米SECは直ぐに控訴すると思われ、今後の成り行きを確認する必要がありそうです。
直ぐに値を消す可能性に注意しましょう。