ビットコインの週明けの動きは、日本時間に貯金を作れなかった事から、
夜間にかけて短期サポートをブレイクし、下落の動きとなりました。
いよいよ本日から100-200日平均線が長期デッドクロスするため、
『終わりの始まり』と呼ばれるターニングポイントとなるかもしれません。
ビットコインの7月13日の概況について解説します。
(この記事は7月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月12日午前7時からの動き
週末堅調でミニ三角持ち合いを上抜けていたビットコインでしたが、
残念なことに5月以降恒例の日本人を騙すためだけの相場のようでした。
午前7時に379万円で推移し午後1時には381万円まで上昇したものの、
その後は動きを作ることができず、予定通り夜間にかけて売られていきます。
7月13日午前1時には切り上がってきた366万円の短期サポートをブレイクし、
午前7時現在は364万円で推移している状態です。
いよいよ終わりの始まりか?!
今日の動きで、ドルベースの100日移動平均線と200日移動平均線のデッドクロスが発生します。
一般的には50日と100日のデッドクロス、通称デスクロスが有名ですが、
100日の方が短期調整が主流のビットコインに馴染みそうです。
100日移動平均線が下向きに200日移動平均線を動きをもって下抜けたのは、
2017年以降、2019年11月と2018年4月の2回です。
2018年は既に5分の1以下になっていたので参考外にすると2019年11月しかありません。
2019年11月は上のチャートのようにクロス後に24%程度下落しており、
今回も同程度以上下落する、2018年の暴落時によく使われた『終わりの始まり』という動きになるかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポートがブレイクされ、中期サポートは360万円の位置にあります。
先ずはここを死守できるか、夕方に短期サポートが発生するまでしぶとく行けるかが勝負です。
レジスタンスは短期レジスタンスが今の動きですと、夜間に373万円より下に順次降りてきますので、
夜間から切り上がっていく動きが出来るかが短期的な目線になるでしょう。
本日は日柄が良く、実際には時差や通貨の違いがあるため、
本格的にデッドクロスが意識されるのは明日以降になるかもしれません。
まとめ
ビットコインの週明け相場は騙しの動きとなりました。
本日から100日-200日移動平均線がデッドクロスしており、
今後は『終わりの始まり』と呼ばれる相場になる可能性がありそうです。
日柄がいい本日にしぶとい動きが出来るかに注目です。