このごろイーサリアムの機能性を上回るとして「イーサリアムキラー」が話題になっています。
これはdAppsとしてのクオリティやスマートコントラクトの技術などが発展した通貨が当てはまるようです。
独自の機能性から、将来的に本家のイーサリアムを上回る可能性も指摘されています。
しかし知名度や市場の安定性、通貨としての信頼度では、本家がまだ強いでしょう。
今回はイーサリアムのライバル「イーサリアムキラー」の代表例を紹介し、どちらの勢力を買うべきかを解説します。
記事を読めばスマートコントラクトがある通貨のうち、どれを買うべきかがわかるでしょう。
要点
イーサリアムキラーとは何か?
イーサリアムキラーとは、イーサリアムのライバルと目される仮想通貨です。
主に新しいタイプのブロックチェーンを備えたプラットフォームが、ライバル勢力に入ります。
通貨の開発・運営者たちが狙うのは、イーサリアムの特徴や強みである以下の市場です。
・スマートコントラクト
・分散型金融(DeFi)
イーサリアムはNFTの一種にしてスマートコントラクトを備え、DeFiに対応しやすいのが特徴です。
しかしこれらの特徴をもつ通貨としての限界を指摘する声があります。
そこで別の仮想通貨がイーサリアム以上の機能性を生み出すことで、市場で本家に対抗する動きが目立ちはじめました。
ビットコインにとってのアルトコインのような関係性でしょう。
イーサリアムキラーの代表例
この章では「イーサリアムキラー」として話題の仮想通貨を、代表して3つあげます。
・ソラナ(SOL)
・ポルカドット(DOT)
エイダコインはオンラインカジノ「カルダノ」での利用を目的とした仮想通貨です。
よくカルダノと混同されますが、こちらはオンラインカジノで使われるブロックチェーンやエイダコインのような関連プロジェクトの総称とされます。
2021年9月13日に「アロンゾ」という大型アップデートが終わりました。
エイダコインはこの結果、スマートコントラクトを備えたのです。
イーサリアムにもあった機能を備えたことで、将来的に他の人気通貨より多く取引される可能性が指摘されています。
国内ではBITPOINTで購入可能です。
ソラナは取引時のデータ処理速度に優れていて、取引コストも安いと話題です。
たとえばイーサリアムは取引にかかる時間が1秒あたり13~15に対し、ソラナは5万にも及びます。
手数料もイーサリアムの約3万分の1で済みます。
高速送金とローコストの強みから、将来性を期待される状況です。
しかし2021年10月30日時点で、まだ国内の取引所では手に入れられません。
ポルカドットはイーサリアム共同創業者だったギャビン・ウッド氏が開発しました。
2017年10月27日のICO以来、話題になる場面も多くなっています。
違う種類のブロックチェーン同士で通信できる「インターオペラビリティ」が特徴です。
相互運用により、分散化されたWebにて新しいサービスを展開できるなど、通貨の概念を超えた活躍を見込めます。
別々のブロックチェーンをつなぐ利便性から、既存の人気通貨を脅かす可能性が指摘されているのです。
国内でもGMOコインやbitFlyerなど、人気取引所で買えます。
それでもイーサリアムを買うべき
さまざまな通貨が「イーサリアムキラー」として話題ですが、それでも仮想通貨を買うならイーサリアムにしましょう。
時価総額の大きさや国内での上場年数の長さがポイントです。
2021年10月30日時点で、イーサリアムは時価総額2位になっています。
データ元であるCoinMarketCapでは、1万種類を超える仮想通貨の情報が公開されており、そのなかで2位に入っていることは信頼性の証拠です。
また仮想通貨がブームになる前の2015年に、イーサリアムは一般公開されています。
それ以来、一貫して第一線で活躍を続けているのです。
国内でもイーサリアムキラーの各種より、本家の方が多くの取引所で扱われています。
こうした活躍も信頼性の高さからでしょう。
仮想通貨を買うときは、実績と信頼性に優れた種類がおすすめです。
まとめ
最近イーサリアムキラーが話題になっていますが、本家イーサリアムの人気はまだしばらく揺るがないでしょう。
現在でもビットコインに次ぐ人気通貨として、さまざまな活躍を続けています。
イーサリアムは今後の発展にも期待がかかるので、ぜひ注目してください。