週明けのビットコインは上値の重い展開も、リップルなどアルトコインが単独で上昇する場面がみられました。
直近の相場動向をまとめました。
要点
30日のビットコイン
週明けのビットコインは上値の重い展開が続きました。
今週の展望については下記の記事でまとめてあります。
直近の安値は83万円となっており、本日はそのサポートでやや反発する形に。
ビットコイン円 1分足 30日
本稿執筆時点ではやや上昇傾向にあります。
今週の展望でもお伝えした通り、80万円から83万円というのは5月のサポートであるので、ここから反発できるか注目でしょう。
リップルが高騰
本日はリップル関連のニュースがいくつか出ており、金融商品の開発に着手したことや、アイスランドのトレーディング企業を買収したニュースも出ています。
それにより、リップルは本稿執筆時点で前日比7%の上昇。
イーサリアムといった主要なアルトコインもビットコインより上昇しています。
ビットコインドミナンスを確認してみると、本稿執筆時点で67%で推移。
先週よりもややアルトコインに資金が流入しているのが確認できます。
ビットコインは暴落により、アルトコインの価格も連れ安となりましたが、ビットコインドミナンス自体は暴落前と変化があまりありません。
アルトコインに関しては、9月に入り上昇する場面がみられたので、引き続きドミナンスの推移は注目となるかもしれません。
仮にこのままドミナンスが低下していけば、一度安値圏に沈んだアルトコインですが、本日のように上昇する場面がみられるなど、下値の堅い地合いが続く可能性も考えられます。
まとめ
週明けのビットコインは上値の重い展開が続いてましたが、夜に入りやや上昇基調にあります。
30日はリップルが高騰した他、主要なアルトコインもビットコインより強い推移が続きました。
アルトコインはビットコイン暴落により安値圏に沈みましたが、ドミナンスだけみるとさほど変化はないので、今後アルトコインの下値が堅い相場が続く可能性も考えられます。
それにはビットコインが大きく崩れないことが前提となるので、ドミナンスに注視しつつ、ビットコインは直近の安値である83万円、5月の重要なサポートである80万円をサポートに反発できるか注目でしょう。