先週は安値圏からの大幅反発が印象的でしたが、ビットコイン含め市場はまだレンジの範囲内で推移しています。
今週の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
ビットコインは引き続きレンジの上抜けに注目
先週は、安値圏からの大幅反発が印象的でしたが、その後は上昇が続かず引き続きレンジ内での推移が継続しています。
ビットコイン円 4時間足 11月末~
上記は暴落で安値をつけた11月末からのビットコイン4時間足です。
現在はレンジ下限として、第一が76万円程度、第2が70万円、上限が11月30日つけた86万円となっています。
今週も引き続き、このレンジをどちらにブレイクするか注目となるでしょう。
先週の値動きでもあったように、安値圏から10%大幅反発したとしても、今回のようにレンジを抜け出せないと結局値動きが細りパッとしない相場が続いてしまうことになります。
年末相場といえど、30日~正月までは流動性が落ちるリスクを考えれば、今週中にレンジをブレイクして年始の相場のあしがかりにしたい場面。
ただ、現在の状況だと、上下どちらのシナリオもまだ考えられるため注意は必要です。
市場にトレンド転換の可能性も?
ただ、直近でメディアのセンチメントはよく、有力なアナリストが市場のトレンド転換の可能性を指摘しています。
今年後半の相場を見事に的中させたデイブ・ザ・ウェイブ氏は、M3とフィボナッチ・リトレースメントを用いた分析で上昇トレンド転換の可能性を指摘。
40年以上の実績をほこるベテラン・アナリストも、テクニカル分析でビットコインに強気のシグナルが出ていることを指摘しています。
確かに、このまま70万円をキープし底固めすることができれば、もう一段上のレンジに移行する可能性は十分にありえるでしょう。
また、当ブログで何度もお伝えはしていますが、アルトコインに関しても、ビットコインがレンジをブレイクしない限り動きづらい上昇が続くので、市場全体の動きとしてビットコインのレンジ脱出に注目していきたい週であります。
まとめ
先週、安値圏から大幅反発した仮想通貨市場ですが、その後は上昇が続くかず週を通してはレンジの範囲内に。
今週も引き続きビットコインのレンジ上抜けに注目しながら、クリスマスから年末相場を追っていきたいものです。
直近では、アナリストから市場の反転を指摘するのも出始めているので、それを踏まえつつ今週もレンジを上抜けるかに注目していきたいところです。