仮想通貨取引所コインチェックが、本人確認の作業に遅延が出ていることを発表しました。
この遅延は、今年1月頃にもアナウンスされていましたが、2月に入りより一層遅延が発生している模様です。
コインチェックは1月にCMを放映し始めたこともあり、新規のユーザーが殺到してきているのかもしれません。
コインチェックの本人確認所要時間が更に延長
日本の大手仮想通貨取引所コインチェックが公式ブログ上で、本人確認に2週間以上掛かるとのアナウンスをしました。
コインチェックは、先月にも同様のアナウンスを行っており、その際は
かんたん本人確認:3-5日程度
郵便ハガキによる本人確認:10-14日程度
を目安としていました。
しかし、今回のアナウンスでは
かんたん本人確認:1週間程度
ハガキによる本人確認(法人のお客様):2週間以上
と以前よりも更に延長をしており、ハガキによる本人確認に至っては、法人限定となってしまったようです。
これはつまり、先月よりも更に新規口座開設が増えていると捉えることができます。
CMの影響が大きいか
コインチェックは、先月テレビCMを新たに放映し始めました。
この影響もあり、新規ユーザーが増加している可能性が高いです。
また、連日テレビなどで仮想通貨のニュースが報道されていることも、更に拍車をかける要因となっているでしょう。
仮想通貨バブルは終わらない?
今年に入って以降、仮想通貨の勢いが非常に増しています。
特にアルトコインや草コインに至っては、数十倍以上価格を暴騰させた通貨もあるほどです。
その為、仮想通貨が過熱してきたとの声も挙がっており、そろそろバブルが弾けるのではないかと噂されています。
しかし、今回のコインチェックのニュースを見ると、まだまだ序章に過ぎないようにも思えます。
先ほど、本人確認に2週間掛かると述べましたが、これは仮想通貨バブルの2017年11月末に匹敵する勢いです。
当時も、本人確認に2週間ほど要しており、彼らが取引できるようになった12月半ば~翌1月に掛けて仮想通貨は大暴騰を起こしました。
今回も、過去の例に当てはまるようであれば、これから本格的なバブルが来ると予想することもできます。
もちろん、今の時点でも過熱してきていることは間違いないので、暴落のリスクに備えることも忘れてはいけません。