ビットコイン送金アラートで有名なWhale Alertによると、29日に2400億円相当のビットコインが送金されたとのこと。
コミュニティーでは議論を巻き起こしています。
要点
24万BTCの移動を確認
https://twitter.com/whale_alert/status/1155808847908544512
不明なウォレットからの送金
ビットコイン送金アラートで有名なWhale Alertによると、29日に24万BTCという巨額のビットコインの送金を確認したとのこと。
1BTC100万円でざっくり計算すると、2400億円という巨額の額になります。
確認できるのは、あくまで送金された事実でウォレットや管理者、目的などは一切不明。
ただし、このようなクジラの移動は、その前後で相場が大きく動いたことも過去にあったので、数日間は価格動向に注目したいところ。
移動から3日経つ31日時点では、ビットコインが底値圏から反発しています。
今後ビットコインの追跡が不可能に?
Try out #LiquidNetwork @blockstream swap tool https://t.co/csLY1LcO3w demo from @notgrubles https://t.co/w8Uwv9UqPM pic.twitter.com/KH4AzN2tMK
— Adam Back (@adam3us) July 29, 2019
一部では、これらのウォレットがBlockstream社の「Liquid」というサイドチェーンに移動されたとみる向きもあるようです。
Liquidは完全匿名取引を可能にするビットコインのサイドチェーンで、その場合、今後このようなクジラの移動を確認するのはほぼ不可能になるとのこと。
その理由として、30日に同社がテザーをサポートすることを発表したからとのこと。
日付が近いことから、Liquid内で送金されたビットコインからテザーが発行されたのではないかと議論されています。
ただし、これらはあくまでコミュニティー内での憶測なので、参考程度にはとどめておきたいところ。
繰り返しにはなりますが、このようなクジラの移動は相場に影響を与えてきたこともあるので、念のため直近の相場動向に気をつけたいところです。
まとめ
ビットコインの送金アラートで有名な「Whale Alart」は29日、2400億円相当の巨額のビットコインが送金されたことを確認。
一部のコミュニティーでは、これらがLiquidというビットコインのサイドチェーンに送金されたとみる向きもあり、仮にそうだった場合、今後クジラの移動が一切確認できなくなるとのことです。
コミュニティーの憶測がどこまで正しいかは確かめられませんが、過去にはこのようなクジラの移動が相場に影響を与えたこともあったので、今後の動向に注目です。