Amazon、「年内のビットコイン決済導入計画」報道を否定へ
要点
・ブルームバーグが「Amazonの年内ビットコイン決済計画」報道を否定
・Amazon社側は「この分野に興味があることは事実だが、具体的な計画に関する推測は事実ではない」と回答
ブルームバーグは27日、
英City A.M.紙が関係者の内容として報じた
「Amazon社の仮想通貨関連ビジネス計画」
に関する内容について、
Amazon社が否定したと報道しました。
26日に英City A.M.紙がAmazon社に関係する
匿名の関係者の証言として、
「2021年末までにビットコイン決済を開始」
「早ければ2022年にも独自通貨を発行」
があると報じていましたが、
Amazon社側は
「仮想通貨の分野に興味があることは事実であるが、
具体的な計画に関する推測は事実ではない」
と回答したそうです。
アマゾン社が興味があると述べたように、
デジタル通貨決済計画については
同社のデジタル通貨に関する
経験者求人募集でも明らかにしていましたが
今回報じられた具体的な計画に関する内容は
否定した形になります。
この募集は、アマゾン社の決済関連を担う
「Payments Acceptance and Customer
Experienceチーム」に関する求人です。
アマゾン社代表は
「仮想通貨スペースのイノベーションから
発想を得ており、
アマゾンに導入するとどんな風になるか
模索しているところだ」
「未来は、顧客がアマゾンでより速く、
且つコストの低いペイメントを利用できることだ」
とコメントしています。
■ネットの反応
否定報道で最高値から最大40万円下落したものの
現在は400万円台で下げ止まっています。
世界の仮想通貨ATM、2021年時点で70%の急増
要点
・世界の仮想通貨ATM、現時点で約2万4000台あるとのこと
・国別のシェアは米国がトップで、1日あたり約48台のATMを設置しているとのこと
Coin ATM Radarの最新データによると、
2021年の仮想通貨ATM設置台数は
71.73%の急増を記録しています。
1月1日の13,993台から現時点で
24,030台まで引き上げられました。
昨年は、7,620台のATMが新たに設置され、
世界のATM数は13,993台となり、
119.56%の伸びを示しています。
2021年には、すでに10,037台のATMが設置されています。
データによると、
1日あたり約52.3台のペースで
仮想通貨ATMが設置されていることになります。
過去7日間のデータによると、
米国は現在、1日あたり約48台のATMを設置しており、
この分野での最先端です。
また、Coin ATM Radarのデータによると、
Genesis Coin社が40.9%と市場シェアが最も大きく、
General Bytes社が約24%で続きます。
残りの35%は、
BitAccess、CoinSource、Bitstopなどの
他のプレイヤーが占めています。
ビットコインATMネットワークの
最大手の一つであるBitcoin Depotは、
最近、サークルKとの提携を発表し、
米国およびカナダ全土に
仮想通貨ATMを設置することを決定しました。
今回の記事のまとめ
■『Amazon、「年内のビットコイン決済導入計画」報道を否定へ』について
・ブルームバーグが「Amazonの年内ビットコイン決済計画」報道を否定
・Amazon社側は「この分野に興味があることは事実だが、具体的な計画に関する推測は事実ではない」と回答
■『世界の仮想通貨ATM、2021年時点で70%の急増』について
・世界の仮想通貨ATM、現時点で約2万4000台あるとのこと
・国別のシェアは米国がトップで、1日あたり約48台のATMを設置しているとのこと
昨日の「Amazon砲」で爆騰したビットコイン価格は
トータル100万円以上上がったところで「Amazonビットコイン決済報道否定」。
そこから急落を経て400万円台~410万円台に推移しています。
安いところで買い集めていた個人投資家の中からは
このAmazon砲騒動で潤って利確したとの報告が
ちらほらと見られました。