ビットコインの週末の動きは、6万ドルに定着しなかったことから、
短期筋の手仕舞いに押されて下落の結果となりました。
下落の過程で切り上がってきた短期サポートだけでなく、中期サポートも割れていますので、
3月26日から続いていた上昇モードは一旦終了したと考えます。
ビットコインの4月2日から4月5日までの動きを解説していきます。
(この記事は4月5日午前6時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月2日午前7時からの動き
4月2日午前7時、650万円で推移していましたビットコインでしたが、
午前11時に上昇、664万円まで上昇します。
この上昇で短期、中期レジスタンスをブレイクし、ドルベースで6万ドルを突破する強さでしたが、
その後売りに押され簡単に6万ドルを明け渡す短命な動きになりました。
仕手筋が売り抜けるために買う動きで、個人のウェイトが大きいビットコインで、
稀に発生する騙しだったようです。
6万ドルに定着しなかったことから、その後は4月2日の記事で買いた通り、
高いコストを支払う必要がある短期筋が手仕舞いを始め、
4月4日の午前10時には627万円まで下落します。
4月4日は大きく売られることはなかったため、4月5日午前7時現在は643万円で推移しています。
短期筋が離散?!
bybitの8時間ごとの資金調達率は4月3日まで0.12〜0.17%で推移していましたが、
4月4日からは0.04〜0.07%に変わり平常時に戻りつつあります。
短期筋が減ると、相場がエネルギー不足に陥り最高値を目指し更新する雰囲気ではなくなります。
近い内に資金調達率が戻ってくるかが今後の相場を左右するでしょう。
今日のサポート&レジスタンス
4月4日の動きが小さかったことから、短期サポートと中期サポートは4月4日の安値を起点とする、
625万円付近に発生していますが、夕方には短期サポートは633万円まで上がります。
レジスタンスは中期レジスタンスはまだ離れていますが、
短期レジスタンスは649万円の所まで降りてきてる状態です。
本日は649万円の短期レジスタンスを抜けられるか、
夕方以降に短期サポートの633万円を維持できるかが焦点となるでしょう。
欧州は本日までイースター休暇のため、4月相場の本当の動きが出てくるのは、
明日以降になるかもしれません。
まとめ
ビットコインは4月4日の下落でサポート割れを起こし、上昇モードから基調変化が見られます。
短期筋の資金調達率が戻るかが今後の相場を左右するでしょう。