本日暴落したビットコインですが、その前日、ビットコインのハッシュレートが40%という驚異的な暴落を果たしており、メディアで話題になっています。
メディアで指摘されている暴落とハッシュレートの関係についてまとめました。
要点
暴落前夜にビットコインのハッシュレート暴落
本日、大幅に暴落したビットコイン。
1時間でおよそ15万円という今年一番の暴落となりました。
そして、その背景にあるのが「ハッシュレートの暴落」と指摘されています。
ビットコインハッシュレート 直近1カ月
ハッシュレートはビットコインのマイニング難易度を示すもの。
マイニング難易度はマイナーが多ければ多いほど上昇する仕組みなので、一時的にマイナーが撤退したと読み取ることができます。
ただ、ハッシュレート急落から1日経った今では、急落前の水準に回復しています。
なお、ハッシュレート急落の背景は、中国で規制が実施された、Bakktの失望でマイナーが売りに出したという指摘が一部でされています。
https://twitter.com/c4chaos/status/1176531338507108352
私の野生の推測:不機嫌な鉱夫とマイニングプールオペレーター@Bakktポンプしませんでした#Bitcoin $ 40Kまで🍿😎🍺
ただし、これらはあくまで「観測」であって実際の要因は不明。
本日になりハッシュレートが急回復していることから、中国の規制実施の説も考えずらいでしょう。
そもそも、ビットコイン暴落にハッシュレートが関係していたのかも不明です。
いずれにせよ、しばらくの間はハッシュレートと価格の関係を見守るしかなさそうです。
テクニカルやBakktも要因に
ハッシュレート以外では、既報の通りテクニカルとBakkt。
特に、直近のビットコインは「下降型の三角保ちあい」が形成されていたこともあり、急落の警戒感は一部で出ていました。
三角保ちあいのサポートは多くの投資家がストップロスを置く価格帯でもあるので、そこを割り込み暴落したのは間違いないでしょう。
その他にはBakktの「失望売り」の指摘も。
ただ、こちらも多くの専門家は長期的にポジティブな見解を示しているので、今回の明確な暴落につながったかは定かではありません。
今回の暴落要因を総括すると、結局のところ「わからない」といったのが本音でしょう。
また、これら全ての要因が複合的に絡み合い招いたとも言えます。
いずれにせよ、要因に関しては今後の価格動向を追う際のヒントになるので、引き続き関連する報道に注目です。
まとめ
ビットコインは25日、1時間で値幅にして15万円という今年最大の暴落を記録。
その前日にハッシュレートが40%急落しており、一部専門家から急落要因として指摘されています。
明確な要因は明らかになっていませんが、暴落要因は今後の価格動向のヒントにもなるので、引き続き関連する報道に注目です。