安値圏から反発しているビットコインですが、アルトコインの上昇が目立っています。
直近の相場動向についてまとめました。
要点
アルトコインの上昇が目立つ
局面を迎えていたビットコインですが、直近では安値から反発。
引き続き局面を迎えているといえるので、ここから価格が反発していけるか注目でしょう。
そんな中、直近ではアルトコインの上昇が目立ちます。
主要なアルトコインではイーサリアムとライトコインが大幅な上昇。
リップル、ビットコインキャッシュもビットコインより上昇しています。
「アルトコインの季節」は今年3月に一時的にみられましたが、4月以降はビットコインのみが上昇する独占相場に。
この動きは久しぶりになるので、今後もこの動きが継続していくか注目でしょう。
アルトコイン衰退論も出る中
ビットコインの単独上昇がしばらく続き、ドミナンスも18年以降の年初来高値を更新する中、一部の専門家からはアルトコイン衰退論も出始めていました。
上記の記事は少し過激的な意見ですが、その意味で今回のアルトコインの上昇は注視すべきでしょう。
歴史的な動きを鑑みると、アルトコインの上昇はビットコインが上昇したあとに始まるという指摘も一部であります。
実際、17年の仮想通貨バブル時はビットコインが過去最高値をつけた1か月後にアルトコインが大幅上昇する。
また、もうひとつ注目したいのは上記でも述べたビットコインドミナンスです。
ビットコインドミナンス・・・市場全体におけるビットコインの占有率。この数値が高いほどビットコインの取引が多いことを示している。
本稿執筆時点では、65%台で推移。
仮にこれが今後60%を切ってようであれば、再びアルトコインの年初来高値更新の可能性もみえてくるので、ドミナンスの推移も引き続き注目でしょう。
まとめ
ビットコインは局面を迎えていましたが、直近では安値から価格が回復。
それに伴い、主要なアルトコインの上昇が目だっており、この動きが継続するのか注目です。
最近ではアルトコインの低迷が続き一部の専門家からはアルトコイン衰退論も出始めていましたが、ビットコインドミナンスが60%をきるようであれば、再びアルトコインの単独上昇も視野に入ってくるので、主要なアルトコインの価格推移は今後数日間注目です。