2月6日からビットコインキャッシュ(BCH)が値上がりを始め、
約70%の値上げしました!
目次
ビットコインキャッシュ(BCH)が大躍進!
2月6日に766ドルで取引されていたビットコインキャッシュ(BCH)が、
2月8日の夜から大幅な値上がりを見せ始め、現在は1350ドル前後で取引されています。
12月に比べると右肩下がりだったビットコインキャッシュ(BCH)とっては非常に嬉しいニュースとなりました。
そもそもビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の違いとは?
ビットコインキャッシュ(BCH)についてあまりご存知でない方は
「ビットコインと何が違うの?」と思われるのではないでしょうか?
ビットコインとビットコインキャッシュ(BCH)はまったく別の仮想通貨であり、
一切互換性はない独立した仮想通貨です。
違いを一部だけ説明しておくと、
ビットコインキャッシュ | ビットコイン | |
開発者 | 不在 | 不在 |
開発 | 独立した開発チーム | ビットコインコア |
主な用途 | 決済 | 決済 |
開始年月 | 2017年8月 | 2009年1月 |
最大ブロックサイズ | 8MB | 1MB |
ブロック作成時間 | 約10分 | 約10分 |
マイニング方法 | PoW | PoW |
Segwit | 無し | 有り |
価格推移(2017.8〜) | 約3万→約14万 | 約30万→約98万 |
つまり、ビットコインキャッシュはビットコインの8倍で取引の処理をする事が可能であり、
開発チームも違っておりビットコインとはまったく別の仮想通貨である。という事です。
性能的にはビットコインよりもビットコインキャッシュ(BCH)の方が優れている事が分かると思います。
比較表の中にあるSegwitというのは簡単に説明すると、取引データの容量を小さくする方法です。
ビットコイン(BTC)とビットコインキャッシュ(BCH)の違いについては、
以前の記事で解説していますので、詳細が気になる方はご覧ください。
値上げを支えた複数の発表
今回の値上げを支えたと思われるのが、
短期間に発表された複数のニュースによる影響と思われます。
①ビットコインからビットコインキャッシュを抽出するやり方の説明が記載された文章の作成
ビットコインキャッシュ(BCH)は、コールドウォレット(オフライン管理:リスク低)で管理されているビットコインから取り出す事が難しいとされており、
どういった手順で取り出しを行うのかという手順を明記する必要がある。(現在はそういった手順が明記された文章がない)
それに加え、現在よりも優れたウォレット管理等の確率を行い、その方法を多くの人に伝える事により、
システム全体を改善していく狙いがあるようです。
また、ビットコインから取り出す方法などの手順が明記された文章の第一稿作成した人には
報酬として0.25ビットコインキャッシュ(BCH)が支払われるとの事。
この提案はすでに可決されており、ビットコインキャッシュの品質改善が約束されています。
https://bitco.in/forum/threads/buip084-passed-secure-bch-coin-splitting-instructions.8606/ を参照
②BUIP085(ビットコイン・アンリミテッド・インプルーブメント・プロポーザル)に関して
ビットコインキャッシュの処理速度が優秀であるが為に、
懸念されている二重支払い(ダブルスペンディング)発生に関しての提案が挙げられています。
ビットコインキャッシュでの支払いが二重払いになっていないか監視するシステムの開発が必要という提案が挙げられた。
二重支払いになっている場合、支払いの受け取り手も二重支払いのうち正しい方の一つしか受け取らず、
残りの一つが無駄になってしまうという現象が発生する可能性を示唆しており、
二重支払いが発生した場合、警告するシステムを開発する必要があるとしています。
https://bitco.in/forum/threads/buip085-double-spend-relaying.9306/ を参照
③P2P(ピアツーピア)で商品の売買を行うオープンバザール(OpenVazaar)との提携
P2Pで商品の購入や販売を行う事が出来るオープンバザール(OpenVazaar)でのビットコインキャッシュ決済が可能になったという発表がありました。
日本でもCMを流しているメルカリなどが近いかと思います。
④ビットコインキャッシュを広めているサイトで注目の記事が発表
ビットコインキャッシュを推進しているRoger Ver(ロジャー・バー)氏が運営するサイトで、
「ビットコインキャッシュが本当のビットコインである12個の理由(英文サイト)」という内容の記事を公開した。
内容を要約すると、
如何にビットコインキャッシュがビットコインよりもが優れているのかを証明する12個の理由が挙げられています。
1.手数料がビットコインよりも安い
2.取引処理速度がビットコインよりも優れている
3.個人間での決済に使えるシステムがある
4.仮想通貨をやり取りするシステムの中で成長していける。
5.ビットコインでは手数料を上げなければ短時間で取引出来ないが、ビットコインキャッシュは即時取引可能
6.ビットコインキャッシュ(BCH)での決済を採用する企業や店舗が増えている
7.ビットコインは手数料が高く、発展途上国での需要が低い
8.非中央集権制(多くの人々で権利を分散し、一人の影響力に左右されない)を採用している
9.コインの分割や合算する際のコストがない
10.リスク面で十分な耐久性を持っている。
11.Segwitを実施していない為、セキュリティ面で優れている
12.スマートコントラクトの採用を予定している。
スマートコントラクトは契約の簡略化を意味し、自動販売機のように ①決められた金額を投入する ②購入したい商品のボタンを押す という二つの行動を行った時点で、自動的に売買が成立するという仕組みです。
まとめ:複数の要因がビットコインキャッシュの値上げを支えた
短期間のうちにビットコインキャッシュにとってポジティブなニュースが多く舞い込み、
その結果として大きな値上がりを見せたと思われます。
今後もビットキャッシュコインはその利便性などを考慮され、
採用する企業や店舗などが増えていく事が予想されます。
現在は値上がりした為1350ドル程度で取引されていますが、昨年12月には4000ドル近い値段で取引されていました。
もし少しでも興味が沸いたならばすぐにでも行動する事をオススメします!
オトクにビットコインキャッシュを買うならどの取引所?
オススメできる取引所はZaifとDMM Bitcoinになります。
どの通貨でも上記の2取引所が今の安定の選択肢かと思います。
他の記事でも言及したことがありますが、
理由としては
Coincheckなどでは上記の画像のように、Coincheckの運営側で決められたレートでしか買うことができません。
実は、購入と売却でレートが違うのです。
上記は購入でしたが、売却のほうをみてみると
100XEMを5,563円で購入できるのに対し、5,184円で売却となります。
この差をスプレッドと言うのですが、379円の差となっています。
一方Zaifでは
※レートは当時のものです。
上記のように売買取引板とよばれるものがあり、他のユーザーとの取引になるので価格幅(スプレッド)が小さい金額で購入・売却することができます。
そのため、今までcoincheckで取引していた方や、今後購入しようと思っている方はZaifで購入するのが圧倒的にオススメです。
Coincheckでの不正送金事件の影響でZaifとDMM Bitcoinの需要が高まる可能性があり、申し込みが殺到した場合本人確認に時間がかかる可能性があるため、常に移動できるよう口座開設しておくのも良いかと思います。
手数料0円で取引するたびに0.01%がもらえるZaif(ザイフ)
Zaif(ザイフ)はビットコインを取引するたびに取引金額の0.01%をもらえるというユニークな仮想通貨取引所です。
また、bitflyerやcoincheckなど他の取引所では取扱いをしていない通貨などの購入ができるのも特徴です。
運営会社であるテックビューロ株式会社は信頼できると評判で、セキュリティ対策もしっかりしています。
また、ZAIFトークンという取引所初の仮想通貨も発行しています。
一部の通貨はレバレッジ取引もでき、他で取り扱っていない通貨の売買もできるため、投資目的の方などにオススメできる取引所です。