ブラックロックCEO「長期投資家からの仮想通貨需要が大幅に減少」
要点
・ブラックロックCEOは「仮想通貨に対する投資家の需要が大幅に減少している」と分析
・同CEOいわく「特に長期投資家と年金投資家の仮想通貨への関心が低下してる」と指摘
米資産運用大手のブラックロックのCEOは、
仮想通貨に対する投資家の需要が
大幅に減少していると主張しています。
ブラックロックのラリー・フィンクCEOは
CNBCに出演して、
投資家からの仮想通貨関連の
問い合わせが少なくなっていると言及。
これは仮想通貨需要が大幅に減少したことを
示唆しているといいます。
フィンク氏によれば、
特に長期投資家と年金投資家で
仮想通貨への関心が低下しているようだ
とのことです。
「私は過去には仮想通貨やビットコインについて
質問されたことがあるが、
直近の2週間の出張では、
それらについて1度も質問されなかった。
年金や長期投資家にとって焦点になっていない。
投資家の需要はほとんど見られない」
ビットコインは過去30日間で16%以上の下落となっています。
記事執筆時点で
ビットコインの価格は約350万円です。
■ネットの反応
BTCは現状、特別大きく下落したり上昇したりせず、
350万~370万円の価格帯を行き来しています。
イーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」の実施時期が正式決定
要点
・イーサリアムの大型アップデート「ロンドン」が8月3日から5日頃に実施
・イーサリアム保有者は特別な準備をする必要はないとのこと
仮想通貨イーサリアム(ETH)の
エコシステムを支えるイーサリアム財団は
15日、大型アップグレード「ロンドン」の
実施時期を正式に発表しました。
8月3日から5日頃(ブロック高1,296,5000到達時点)に
メインネットでアクティベートする形となります。
大型アップグレード「ロンドン」は
テストネットでの実装を無事完了。
以下の5つのEIP(イーサリアム改善案)が含まれています。
・手数料モデルの変更(EIP-1559)
・基本手数料のオペコードの追加(EIP-3198)
・ガスの払い戻しの一部削減(EIP-3529)
・0xEFから始まるコントラクトの拒否(EIP-3541)
・ディフィカルティボムを2021年12月1日まで延期(EIP-3554)
なお、アップグレード実装までの期間中、
「ロンドン」の脆弱性に対する
バグ・バウンティープログラムの報酬は2倍になるそうです。
イーサリアム財団は、一般のイーサリアム利用者および
イーサリアム保有者は特別の対応をする必要はないと説明。
取引所やウォレット(ウェブ、モバイル、ハードウェア)を
管理する企業から連絡があった場合はそれに従うよう勧めています。
今回の記事のまとめ
■『ブラックロックCEO「長期投資家からの仮想通貨需要が大幅に減少」』について
・ブラックロックCEOは「仮想通貨に対する投資家の需要が大幅に減少している」と分析
・同CEOいわく「特に長期投資家と年金投資家の仮想通貨への関心が低下してる」と指摘
■『イーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」の実施時期が正式決定』について
・イーサリアムの大型アップデート「ロンドン」が8月3日から5日頃に実施
・イーサリアム保有者は特別な準備をする必要はないとのこと
本日15日のビットコイン価格は前日比から更に2%ほど下げています。
変わらず低調ではありますが、見方を変えれば
価格の変動が落ち着きつつあるとも言えます。
いずれ来るかもしれない大きな変動に備えて、
今は世界の仮想通貨事情の情報を収集する時かも知れません。