ビットコイン2週間ぶりに4万ドル水準回復!アルトコインにも資金が戻りかけ
要点
・15日のビットコイン価格が4万ドルを突破
・19日ぶりにビットコインが4万ドルラインを回復したことになる
15日のビットコイン価格は、
前日比+3.64%の443万円(40,200ドル)。
5月27日以来、
約2週間ぶりに4万ドルの節目を抜けました。
Alternative.meの提供する仮想通貨市場の
「Fear&GreedIndex」では、
20年3月のコロナ・ショック時に匹敵する
「極端な恐怖(総悲観)」まで傾いていたことから、
断続的なショートカバーやロングポジションの
買い戻しを誘発したものと分析しています。
4万ドル台前半は戻り売り水準であるものの、
ビットコインの大幅反発で
市場心理は一時期より改善しており、
ここ数日はアルト市場にも資金が戻りつつあるようです。
エクサルバドルの法定通貨化を材料視した思惑買いのほか、
テスラ社のイーロン・マスクCEOが
ビットコイン決済の再開可能性に言及したことや、
ヘッジ・ファンド業界の大物ポール・チューダー・ジョーンズ氏が、
ビットコイン投資に言及したことも追い風となりました。
米上場企業のマイクロストラテジーは、
再びビットコインの追加購入に意欲を示しています。
■ネットの反応
先日の「イーロン砲」の効果は持続しているようです。
タンザニア大統領、中央銀行に仮想通貨調査を要請
要点
・タンザニアのサミラ・スルフ・ハッサン大統領が中央銀行に仮想通貨調査を要請
・仮想通貨の金融への影響力を認めるかたちであり、前向きな準備であると見られている
タンザニアのサミラ・スルフ・ハッサン大統領は
14日、同国の中央銀行に
仮想通貨の調査を開始するように要請しました。
仮想通貨が世界的に金融に
大きく影響を与えていると強調し、
「我々はインターネットを通じた新たな旅の出現の目撃者となった」
とコメントしています。
タンザニアは、過去7日間で
約9万ドル相当のビットコイン取引があり、
同地域で7位となっています。
なおナイジェリアは
米国に次いでP2Pのビットコイン取引で第2位を占めています。
今回の記事のまとめ
■『ビットコイン2週間ぶりに4万ドル水準回復!アルトコインにも資金が戻りかけ』について
・ビットコインが本日2週間ぶりに4万ドル水準に回復
・またここ数日はアルトコイン市場にも資金が戻りつつある模様
■『タンザニア大統領、中央銀行に仮想通貨調査を要請』について
・タンザニアのサミラ・スルフ・ハッサン大統領が中央銀行に仮想通貨調査を要請
・同大統領は仮想通貨を前向きにとらえており、ビットコイン取引も多い
ビットコイン価格は440万円台となり、
一週間比で見れば22.86%の急上昇になりました。
エルサルバドルのBTC法定通貨化などの材料もありますが
直接要因はやはりテスラCEOイーロン・マスク氏の
BTC決済復活示唆ツイートに他なりません。
イーロン・マスク氏がまた気まぐれを起こして
前言撤回しないことを祈りましょう。