ビットコインが一時3万ドルを割る! 機関投資家の動きはどうなった?
要点
・ビットコインが下落している中、クジラのアドレスが増加傾向だった
・大手取引所OKExのインサイトシニア編集者がこういった状況について言及した
ビットコインの価格がおよそ2週間ぶりに
一時3万ドルを下回りました。
その後、反発が発生し3万2000ドルを超えました。
ブロックチェーン分析企業Glassnodeのデータによれば、
こういった状況に対し、ビットコインを大量に保有する
クジラ(1000BTC以上を保有)のアドレスは依然として、
増加傾向にある模様です。
また、大手取引所OKExのインサイトシニア編集者Adam James氏は
直近のボラティリティ急増について、
「個人投機筋による過剰なレバレッジに関連するもので、
機関投資家は中長期的に投資しているため、
価格調整を受けて撤退することはほぼない」
と、話しました。
■ネットの反応
価格が下がったら、クジラが購入するだろうなと
予測していた個人投資家が多くいるようでした
著名投資家が語る『ビットコインの成長性』
要点
・米著名投資家ビル・ミラー氏がビットコインの可能性について言及した
米著名投資家ビル・ミラー氏がビットコインの
可能性について言及しました。
ビル・ミラー氏が代表を務める投資顧問会社
『Miller Value Partners』は昨年12月に
転換社債を販売し調達した約680億円(6.5億ドル)のうち、
手取額の660億円を用いて29,646BTCを購入していました。
彼は、
「ビットコインが秘める流動性の成長性を
備える資産は他にないだろう。
ビットコインは未だ台頭してきた段階であり、
巨大な市場に浸透していない技術だ。またビットコインは、
論理的に矛盾の無い分散ガバナンスを備えるプロトコルともいえる。行政の規制による行き過ぎた干渉もほとんど無く、
過去12年間、ビットコインのネットワークは止まらずに機能し続けている。
実際のところ、米国におけるビットコインの規制に関する見通しは、
これまでに無いほど良くなってきた。これは、最近になり、多くの機関投資家が
(仮想通貨市場に)参入している理由でもあるだろう」
と、指摘していました。
また、彼は過去にも
「ビットコインの価格が上昇するほど、
ビットコインの保有は、より安全な投資判断になり得る」
と、今後12ヵ月から18ヵ月で
50%から100%の伸びを見せ得ると強気な予測を見せていました。
今回の記事のまとめ
■『ビットコインが一時3万ドルを割る! 機関投資家の動きはどうなる?』について
・ビットコインの価格が下落している中、クジラのアドレスは増加傾向にあった
・機関投資家は価格調整を受けて撤退することはほぼ無いと指摘があった米著名投資家ビル・ミラー氏
■『著名投資家が語る『ビットコインの成長性』』について
・米著名投資家ビル・ミラー氏がビットコインの可能性について言及した
・彼は、今後12ヵ月から18ヵ月で伸びを見せ得ると強気な予測を見せていた
ビットコインの価格が下落するたびに、多くの個人投資家は
どうせクジラは買いに動くだろうなと予測している様子でした
実際、データではそういった傾向になっていました
個人投資家はこういった状況を踏まえて、
しばらくは様子を見たほうが良いという声が多数でした
もし、上昇からまた下落したときは一度個人投資家の意見を
参考にしながら様子を見たほうが良いかもしれません