ビットコイン、今後10年で100万ドル到達か、取引所クラーケンCEOが分析
要点
・クラーケンのCEO、パウエル氏は「BTCは次の10年間で100万ドルに達する可能性がある」と分析
・クラーケンがIPO(新規株式公開)を来年に予定している事も発表
仮想通貨取引所クラーケンのCEO、ジェシー・パウエル氏が
ビットコインに対する非常に強気な見方を示しました。
ブルームバーグテレビジョンとのインタビューに
応じたパウエル氏は
「ビットコインは次の10年間で100万ドル
(約1億700万円)に達する可能性がある」
と述べています。
ちなみに3月6日13時現在のビットコインは約4万8千ドルです。
さらに同氏はスケールの大きな
予想図を広げます。
「ドル換算で見ればビットコインは無限だと考えざるを得ない」
「支持者の間では、将来的にビットコインは
全ての主要な法定通貨に取って代わる
可能性もあると考えられている」
「ビットコインの行き着く先は月や火星であり、
最終的には世界の通貨だ」
と熱弁しました。
ジェシー・パウエルCEOはまた、
クラーケンの新規株式公開(IPO)を
予定していることを明らかにしました。
恐らく来年になるだろうとのことです。
■ネットの反応
クラーケン・パウエルCEOのあまりに壮大で夢のある展望に
投資家からは懐疑的な声もありますが、
彼の指摘するビットコインのポテンシャルはもっともだと
傾聴して可能性に賭けようとする人達も見られました。
100万ドルという数字をさておいても、
ビットコインの大きな成長や世界的普及の可能性は
あり得るでしょう。
MicroStrategy社が再び10億円相当のビットコイン買い増し
要点
・3月5日にMicroStrategy社が10億円相当のBTC買い増しを報告
・MicroStrategy社は、米上場企業で最もビットコインを保有している
ナスダック上場企業MicroStrategy社が5日
1,000万ドル(10億円)相当の現金で
ビットコインを買い増しした旨を報告しました。
購入数は、約205 BTCです。
MicroStrategy社によるBTC大量買いは
3月において二度目になります。
前回は3月1日に1,500万ドル(16億円)の
ビットコインを買い増ししました。
今回の平均取得価格は
4万8千ドル(約530万円)とのこと。
同社のビットコイン保有数は、約9万1千BTCで
最もBTCを保有する米上場企業になります。
これは第二位のテスラの保有数(4万8千BTC)を
倍以上の大差で突き離す数字です。
今回の記事のまとめ
■『ビットコイン、今後10年で100万ドル到達か、取引所クラーケンCEOが分析』について
・クラーケンのCEOが「BTCは10年で100万ドルになる可能性がある」と強気発言
・また、クラーケンが来年のIPO(新規株式公開)を計画していると発表
■『MicroStrategy社が再び10億円相当のビットコイン買い増し』について
・米上場企業で最もBTCを保有するMicroStrategy社が約10億円相当を買い増し
・3月に入ってから二度目の大量買い集めとなる
クラーケンのジェシー・パウエルCEOの思い描く
「ビットコイン価格が次の10年で100万ドルに達する可能性」は
多くの投資家には驚きの非常に強気な見解と映ったようですが、
一方で大口の企業によるBTC買い集めは継続されており、
世界の金融市場においても仮想通貨取り扱いが拡大するなど、
ビットコインの勢力を裏付けるニュースが多々報道されています。
予言通り10年か、あるいはもっと時間を要するかも知れませんが
そう遠い夢ではないかも知れません。