目次
仮想通貨取引所『バイナンス』がSegWitサポートを開始
要点
・世界最大である仮想通貨取引所がSegWitサポートを開始した
・SegWitは問題点もあった
世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスが、
ビットコイン預金のためにSegregated Witness(SegWit)を
組み込んだことを公式声明で発表しました。
このサポートを利用したユーザーは
「『BTC(SegWit)ネットワーク』を選択することで、
SegWit(bech32)アドレスに資金を送金できる。」
と、説明しました。
続けて、
「SegWitは料金の削減に役立つはずだ。
ただし、互換性のない資産を誤ったアドレスに送金した場合、
資金は回収できず、損失が発生してしまう」
と、問題点も指摘しました。
SegWitとは?
SegWitは2017年に実装されたもので、
ネットワークの拡張とバグの修正に約立つように設計された
ビットコインプロトコルのアップグレードです。
このサポートはトランザクションデータから署名を
分離する方法として知られており、
これにより、より多くのトランザクションを1つのブロックに
格納できるため、トランザクションの容量が増加することが出来ます。
ロシアの仮想通貨取引所がハッキングされ、運用停止に
要点
・ロシアの仮想通貨取引所がハッキングされた
・取引ページで1BTCが32万ドルになり、運用停止する事態となった
ロシアにある仮想通貨取引所『Livecoin』で、
クリスマスイブの日にハッカーの攻撃を受け、
突然運用を停止したことが判明しました。
Livecoinは今回の攻撃に受け、
ユーザーに預金や取引、APIなどの
サービス利用を停止するよう呼びかけました。
Livecoinのメインページでは、
「時間内にサービスを停止することができなかった。
私たちのニュースチャンネルも危険さられた。
現時点では、フロントエンドを部分的に管理しているので、
この発表を行うことができる」
と、説明が記載されていました。
現在、Livecoinはサーバーへのコントロールを復活させるため、
懸命に取り組んでいる様子です。
数日以内にセキュリティアップデートを行うことを約束すると述べています。
ハッカーは取引所の価格を異常な数字に変更した
ハッカーはLivecoinのインフラを乗っ取り、
取引所の価格を異常な数字に変更したようです。
仮想通貨教育ウェブサイト『Yellow Block』の
共同創設者であるCryptorangutangは、
ビットコインが12月24日にLivecoinで
1ビットコインあたり32万ドルを超えたと指摘しました。
続けて、彼は
「何が起ころうとも、これでドルを稼ごうとすることはお勧めしない。
あなたの資金が帰ってこなくなるだろう」
と、述べました。
また、今回のハッキング騒動について海外掲示板では、
「古典的な出口詐欺の手口ではないか」
と、疑う声も出ているようです。
■ネットの反応
仮想通貨はこういったリスクがあります
こういった問題はどうにかして
解決出来ないだろうかという声が多くありました
今回の記事のまとめ
■『仮想通貨取引所『バイナンス』がSegWitサポートを開始』について
・世界最大の仮想通貨取引所であるバイナンスがSegWitサポートを開始した
・しかし、このサポートに関してユーザーから問題があると指摘した
■『 ロシアの仮想通貨取引所がハッキングされ、運用停止に』について
・クリスマスイブにロシアの仮想通貨取引所『Livecoin』でハッキングされた
・ハッキングにより、様々なコントロールを失われた
・数日以内にサーバーへのコントロールを取り戻そうとしている
SegWitは手数料が安くなるなどメリットがあり、
多くの投資家が期待されているサポートシステムです
ただし、扱い方を間違えると損失を出す可能性があるため、
慎重に取引を行うことを心掛けましょう