週末のビットコインは550万円の壁を明確に超えて、しっかりとした動きで月曜日を迎えています。
9月3日の金曜日に米国雇用統計が発表され、数値が悪かったことからひとつ警戒材料が減った形です。
この動きを受けて、本日は580万円を超える動きが期待できます。
ビットコインの9月6日の概況について解説します。
(この記事は9月6日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
9月3日午前7時からの動き
9月3日午前7時、546万円で推移していたビットコイン、午前10時に530万円まで売られるものの、
米国雇用統計発表の午後10時までにじわじわ上昇し、558万円をつけます。
9月4日、9月5日は542万円〜553万円の狭いレンジで落ち着いていましたが、
9月6日の午前5時に急騰、休日中に発生した555万円、560万円の短期レジスタンスをブレイクし、
午前7時現在は565万円で推移する展開です。
8月は方向感に欠ける相場が続いていましたが、9月はここまでスピードは遅いながらも上への方向感を見せています。
本日580万円まで上昇する可能性
週末のビットコインの動きを受け、週明けの動きはより強含みそうです。
米国の雇用統計が市場予想より悪い結果に終わっており、
FOMC利上げペースは慎重論が出そうになっています。
米国はインフレが激しく、雇用統計結果を無視する場合もありますが、
ひとまずは大きな枠組みで見る機関投資家などのクジラは安心感を持つでしょう。
本日は次の節目の580万円を試す動きになってもおかしくありません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、週末に上手く調整されたことから、短期サポートが540万円、
中期サポートが528万円とと余裕があります。
レジスタンスは短期、中期共にブレイクされており、次の天井を探す展開です。
短期レジスタンスが発生する、最短の夜間までは売りは様子見をする方が無難でしょう。
爆発ポイントが576万円の位置に控えており、ここを超えた場合は更に強含む可能性があります。
日本時間は逆張りで売りに押されるかもしれませんが、基本は買いで問題無さそうです。
まとめ
ビットコインの週末相場は、雇用統計が悪かった事から550万円を明確に抜ける展開となっています。
懸念材料が一つ片付けられた事から、本日は580万円を目指す展開が期待できそうです。
576万円を超えると、加速して上昇をする可能性があるでしょう。